
マハーバリプラム・ビーチ、タミル・ナードゥ州、インド(2023年8月17日木曜日)-タミル・ナードゥ・インターナショナル・サーフ・オープン・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)QS3,000のファイナル・デーの舞台がセットされた。
マハーバリプラム・ビーチは、今大会最高のコンディションとなり、コンペティターはライトハンドのロング・サンド・バーで2~3フィートのスーパー・クリーン・サーフィンを披露。
本日は男子R3のH6からスタート。1ヒート30分。 その後、女子R2、男子R4。そして、女子の女子QF H2までが行われた。
明日は6:30AMファーストコール。7:00AMスタート予定。 日本時間は10:00AMコール、10:30AMスタート予定。


H6では、8.25をスコアした金沢呂偉と太規の兄弟がワンツーでラウンドアップ、H7では今回好調な岩見天獅がヒートスコア13.75をマーク、加藤翔平が2位で勝ち上がった。


女子ラウンドオブ16では、H1野中美波、中塩佳那、馬庭彩、H2松永莉奈、松田詩野、H3脇田紗良、佐藤李、加藤リディア、H4都築虹帆、大村奈央、スカイ・ブラウンがクレジット。


このラウンドでは、中塩佳那が8.50のエクセレントを叩き出してラウンドアップ。松田詩野も好調なバックハンドのリエントリーを決めて8.00のエクセレントを6.25でバックアップし、トータル14.25をマークしQF進出。


脇田紗良、都築虹帆も高得点を叩き出し、佐藤李、大村奈央、松永莉奈とともにQF進出。




男子ラウンドオブ16では、H1で大音凛太がヒート終盤に8.25をスコアして大逆転勝利。2位に安室丈。H2ではキアン・マーティンに次いで、ヒートベストの6.75をスコアした小濃 来波が2位で勝ち上がった。
大音凛太
「波が来なくて、スローヒートになるのは分かっていたので、3本4本で決めようと待っていた結果、あの8点の波に乗れたので良い作戦がはまったかなって思います。」

田中大貴
「波は良くなってきたが、潮が引いて数が減ってきた感じでした。今回は日本からリカバリーの道具とかを持ってきているので、体のメンテナンスをして明日に備えたい」



H3では田中大貴が終了間際のラストウェイブで7.35をスコアしてトップに。加藤翔平とラウンドアップ。H4ではケトゥ・アグスが圧倒的なパワーサーフィンで7.25 をスコアしてヒートをリード。岩見天獅は3位と追い込まれていたがヒート終盤に6.75をスコアして逆転1位で勝ち上がった。


女子のクオーターファイナルでは、H1で中塩佳那と松永莉奈が対戦。H2で松田詩野がオーストラリアのトゥリー・スターリングと対戦。
中塩は後半に6.00 と5.00をスコアして勝利。松田も前半リードされるも後半にしっかりと7.75 という高得点をスコアする試合運びで勝利。明日に繋いだ。

今日の松田詩野は、ラウンドオブ16で今大会最高の2ウェイブ・トータルをスコアし、クオーターファイナルでもヒート勝利。
松田の2ウェイブ・トータルは14.25(20点満点)で、その中には電光石火のヴァーティカルなバックハンド・アプローチによるエクセレントな8.00ポイント(10点満点)も含まれた。松田はセミファイナルに進出し、ラウンドオブ16で8.50という今イベントのシングルウェイブ最高得点を獲得した中塩佳那と対戦。

松田詩野
「ヒートがちょうどハイタイドになると分かっていたので、なるべく前半に乗りたいなって思っていて。それでヒート始まってすぐに良い波に乗れて8ポイントを出せて、安心してヒート運びができました。インドは初めてなんですけど、波もすごく良くて、大会がなければ来ることがなかった国だと思うので、来れて良かったです。」
かなり波数が減り、スローなヒートとなったためH2でを最後に本日の試合は急遽中止となった。
明日ヒートが再開されれば、女子のクオーターファイナルのヒート3で脇田紗良と大村奈央、ヒート4で佐藤李と都築虹帆が対戦する。
男子クオーターファイナル組み合わせ
HEAT 1
大音凛太
小濃来波
HEAT 2
安室丈
キアン ・マーティン
HEAT 3
田中 大貴
ケトゥ・アグス
HEAT 4
加藤翔平
岩見天獅
オフィシャルサイト
Tamil Nadu International Surf Open
https://www.worldsurfleague.com/events/2023/qs/169/tamil-nadu-international-surf-open/main