【訃報】ハワイアンサーファーのミカラ・ジョーンズがメンタワイでのサーフィン中の事故により44歳で逝去

R.I.P. ミカラ・ジョーンズ(1979-2023)

 

数年前にインドネシアに移住し、危険な波でのエキスパート・チューライディングの限界をプッシュし続け、その写真撮影のあり方を再考させたハワイアンプロサーファーとして長く知られていた44歳のミカラ・ジョーンズの突然の訃報に、サーフィン界は動揺を隠せない。

 

数え切れないほどのカバーショットやビデオパート、そしてGoProの魅惑的な映像の中で、ミカラは21世紀で最もフォトジェニックなサーファーの一人と称された。

 

 

公式発表によると、7月9日(日)午前9時15分頃、ミカラは妻と3人の子供とともにノース・シポラのアウェラ・リゾートに滞在中、事故に遭い、左鼠径部の内側に約10センチの傷を負った。サーフボードのフィンが原因で大腿動脈が切断されたものと思われている。

 

リゾートのスタッフはすぐにメンタワイ病院に連絡し、ミカラはボートで病院まで搬送されたが、残念ながら病院で死亡が確認された。享年44歳だった。

 

波のフェイスに映る彼のTSJのショットは、当時のPOV作品の最高峰と言われた。

 

ハワイ在住のサーフ・フォトグラファー、ブライアン・ビールマンは友人への追悼の言葉をSNSに投稿した:

 

「私たちの友人、ミカラ・ジョーンズは昨日メンタワ諸島で彼が愛した波でサーフィンをしている最中に亡くなった。とても残念で、彼の家族に祈りを送りたい。彼は44歳で、あまりにも若すぎた。彼は素晴らしい人で、素晴らしいアーティストで、彼のGo proの写真は心を揺さぶるものだった。…. 彼がいなくなるのはとても寂しい。朝からずっと座って、この現実を理解しようとしている。

私たちは皆、この世を去ることになるけれど、このように突然のことはとてもショックだ。彼が44年の間に詰め込んだものは驚くべきものだった。彼は多くの人に愛され、決して忘れ去られることのない素晴らしい人生を送った。彼はこの世に美しい魂を残していった。アロハ・ミカラ、愛してるよ。」

 

彼のインスタグラムでは素晴らしいインナーバレルショットの映像の数々を見ることが出来ます。https://www.instagram.com/mikalajones__/

 

彼のご冥福をお祈りいたします。