海は自然のバランスを保つ、 かけがえのない財産。 世界を旅するプロサーファーたちは、 素晴らしい景色や人の優しさ、 海の厳しさや感動を体験する特別な機会を得ている。 そんな彼らは、海から感動を得て、大切な人に伝えている。
そうした能力を大いに発揮し自然や家族を守る力になる。そんなプロサーファーたちに、『あなたは海から何を得て、誰にどう伝えたいですか? 』という問いをぶつけてみた。
僕たちは、サーファーとして海から何を感じて、誰に何を伝えるのか。presented by BEWET
浅野こなみ
元JPSA公認プロの浅野三枝さんの長女。高校卒業後にハワイの大学に3年間留学し、帰国後にJPSA公認プロとなる。現在は南房総でサーフィンライフを送り、JPSAの試合にも参戦。昨年は新島で自身プロ初の表彰台にあがり4位入賞。最終ランキングも11位となり、今シーズンもツアーに参戦する。
「ハワイに住んでいたことがありましたが、いまは千葉の鴨川に住んでいいて、毎日のように海には入れているんです。波が良い日や悪い日もあって、冬は寒い日もありますが、海に入ると良い気持ちになれるんです。
海に入らなければよかったと思う日はないんです。海からパワーをもらうというか、ストレス解消にもなる感じでスッキリします。」
「ハワイではタウンに住んでいて、アラモアナとかでサーフィンしていたんですが、おじさんとかも多くて、よく話しかけられました。海外では海の中でのコミニュケーションも多いんですが、日本はそういうのが少ないですね。
海はサーフィンしない人でも癒しになると思うので、ゆっくりすることをお勧めしたいです。自分は親がプロだったりしたので、サーフィンするのが当たり前みたいな環境で育ったので、子供の頃はサーフィンが嫌いな時もありました。ちゃんと始めたのは中学ぐらいからで、大会に出るようになって友達ができて楽しくなりましたね。
自分はストイックにトレーニングするタイプではなくて、楽しんでサーフィンするタイプなんですね。去年はジャッジを経験させてもらって、試合の結果にも繋がった感じで嬉しかったです。
今後は、試合で経験を積んで、サーフィンの楽しさ、海の素晴らしさを伝えていける存在になりたいです。将来的にはケリア・モニーツみたいにアイコン的な、色々なサーフボードに乗れるサーファーを目指したいですね。」