RIP: Larry Haynes (1961 – 2023)
数々のサーフィンの歴史的な名場面を映像として残してきた、サーフシネマトグラファーのアイコンであるラリー・ヘインズ(Fluid Visionとしても知られる)が亡くなった。
ジョーズ、マーベリックス、ワイメア、パイプなどのヘビーウォーターロケーションでの美しいウォーターアングルで知られるヘインズの作品は、見るものすべての人にポジティブなインパクトを与えた。
WSLで仕事をしていたヘインズは、数日前に終了したビラボン・プロ・パイプラインにおいても水中撮影をおこなっていた。友人の話によると、その日ヘインズはラニアケアにサーフィンに行き、その後に車の中で心臓発作を起こしたようだ。サーフィン業界は、彼のあまりにも若すぎる死にショックを隠せない。
過去10年間、ヘインズは映画「マーヴェリックス/波に魅せられた男たち」などのハリウッド・プロジェクトなどにも携わる一方、WSLのカメラクルーとして長年存在感を示してきた。
WSLは、「我々の最愛の同僚であり、親愛なる友人であるラリー・ヘインズの訃報に接し、心を痛めている。ヘインズは比類なきフィルムメーカーであり、ウォーター・シネマトグラファーであり、その素晴らしい作品は本当のサーフィンの最高峰を伝えるものでした。
彼の優しさとポジティブなエネルギーは、海の中でも外でも、ノースショアのコミュニティやサーフ・ワールド、そして彼を知るすべての人々から賞賛されました。彼のレガシーは永遠に生き続けるでしょう。
ヘインズのご家族、ご友人、そしてこの痛ましい死を悼むサーフコミュニティの皆様に、心からのお悔やみを申しあげます。」とWSLが声明を発表。
バックドアシュートアウトとエディー・アイカウ・インビテーショナルの最高のビジョンをこの1ヶ月間にわたって撮影したラリーへの賛辞が殺到した。
その他にも多くの友人やサーファーから追悼の言葉が寄せられている。
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「ラリーがいないサーフィン界なんて想像もつかない。いつも波に乗りながら、いいバイブスを投げかけてくれる。彼がいなくなるのは本当に寂しい。」とケリー・スレーターもコメントを残している。故人のご冥福をお祈りいたします。
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