ハーレープロ・サンセットビーチの開催期間は2月12日からスタート。ワイルドカード&リプレイス発表

会場となるサンセットビーチ © WSL / Heff

サンセット・ビーチ、オアフ、ハワイ、USA(2023年2月9日木曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第2戦となる「ハーレープロ・サンセットビーチ」の開催期間が、2月12日の日曜日からスタートとなる。

 

開幕戦に続き、世界最高峰のサーファーたちが、パワフルでオープン・オーシャン・ブレイクであるサンセットビーチへ移動。1つのイベントが終了し、ランキングが動き出した。ミッドシーズン・カットのポジション争いは残り4つのイベントのみ。その結果が最終的にシーズン終了時のファイナル5の出場権獲得へと繋がっていく。

 

開幕戦で優勝したカリッサ・ムーア  © WSL / Bielmann

 

今大会の会場となるサンセットビーチは、リーフの多くのセクションで構成され、腰程度の高さからオーバーヘッドの何倍ものスウェルまで、あらゆるサイズのファンウェイブを提供する。

 

複数のピークとボイルがあるため、うまくサーフィンするのが難しく、サーファーの波を読む能力が試される。この有名なブレイクは、クオリファイングシリーズやプロジュニアイベントなど、他のハイレベルな大会の開催地にもなっている。

 

昨年のハーレープロ・サンセットビーチでは、このハワイを代表するブレイクで13年ぶりにCTイベントが開催された。ブリサ・ヘネシー(CRC)とバロン・マミヤ(HAW)が、男女ツアーが初めてサンセットビーチで競い合い、歴史的な勝利を収め今年もタイトル防衛に燃えている。

 

そのほかに世界チャンピオンのタイラー・ライト、カリッサ・ムーア、ステファニー・ギルモア(AUS)は、過去にこの大会で優勝しており、言うまでもなく注目の選手である。

 

昨年サンセットで優勝したバロン・マミヤ © WSL / Bielmann

 

 

イベントワイルドカードとリプレイスメント発表

 

ワイルドカードで出場のカイ・レニー

 

マウイ島のカイ・レニーとオアフ島のゾーイ・マクドゥーガルが、サンセットビーチ・ハーレー・プロのイベント・ワイルドカードに決定した。マクドゥーガルは、チャレンジャーシリーズでハワイ/タヒチヌイ地域の最高ランクのサーファーである。オアフ島ノースショアのサンセットビーチで育ったマクドゥーガルは、このイベントでも脅威となることは間違いないだろう。

 

レニーは世界で最も偉大なウォーターマンの一人。カイトボード、ウィングフォイル、スタンドアップパドルレースと、何でもこなす。レニーはビッグウェーブサーフィンで有名だが、競技志向の強いサーファーでもあり、彼のビッグウェーブに関する知識はサンセットビーチで必ず役に立つはずだ。

 

 

 

ラムジ・ブキアム(MAR)、ジョアン・ディフェイ(FRA)、ソフィ・マカロック(AUS)はオフシーズンの間に負った怪我のため、パイプラインに続き今回のサンセットも欠場。ブキアムとディフェイの代役はカルロス・ムニョス(CRC)、テレサ・ボンバロ(PRT)。マカロックのリプレイスとして、ルアナ・シルバ(ブラジル)が出場する。

 

また、カイ・レニーとともにワイルドカードを獲得したキアヌ・アシン、ジャドソン・アンドレのリプレイスでマウイ島のイーライ・ハンネマンが出場する。

 

 

オープニング・ラウンド、カノアはH1

五十嵐カノア WSL / Heff

 

既にヒート表も発表されて、オープニング・ラウンドで五十嵐カノアはヒート1、和井田理央はヒート10、コナー・オレアリーはヒート12にクレジットされている。開幕戦のパイプでは納得できる結果を出せなかったカノアとコナー。和井田理央はデビュー戦9位とまずまずの結果を得た。昨年のサンセットでは準優勝しているカノアやコナーたちの活躍に期待したい。

 

 

Watch LIVE

ハーレープロ・サンセットビーチは、2023年2月12日~23日にコンペティション・ウィンドウを開催します。出場が決まると、WorldSurfLeague.com、WSLのYouTubeチャンネル、無料のWSLアプリで大会がLIVE放送されます。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2023/ct/67/hurley-pro-sunset-beach/