ブラジル、サクアレマ、プライア・デ・イタウナ(2022年11月1日火曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2022チャレンジャー・シリーズの第6戦「コロナ・サクアレマ・プロ pres.by Banco do Brasil」が、強いオンショアを伴った4~6フィート・レンジの難しいコンディションでスタートした。今日はメンズのラウンドオブ96がヒート1~16まで行われ、女子はオフとなった。
今回、2022年のOi Rio Proが行われた、まさにこの場所で膝を負傷して以来、初めてコンペティション・ジャージを着て登場したガブリエル・メディーナ(BRA)。
メディーナは、2つのバックサイド・ターンで7.67(10点満点)をスコア。それを4.83でバックアップして1位でラウンドオブ48に進出し、彼が3度のWSLワールド・チャンピオンである理由を証明してみせた。
「膝の調子も良く、また試合に出ることが出来て嬉しい」とメディーナは言った。「今日は波があまり良くないけど、またジャージを着てハワイに行けるのは嬉しい。ここのみんなは本当にハングリーだから、自分のコンフォートゾーンから抜け出せるし、チャンピオンシップツアー(CT)の良い準備になる」と語った。
また、メディーナが、妹のソフィア・メディーナ(ブラジル)と同じ大会に出場するのは初めてのことだ。
「妹が同じ大会に出場するのは素晴らしいこと」とメディーナは続けた。「こんなことは初めてです。妹は、こんなに大きくなっても、まだ僕の小さなお姫様なんだ。でも、僕はずっと彼女を応援してきたし、誇りに思っている。だから、ここでの一瞬一瞬を楽しもうと思っているんだ。」と言った。
ヒート6で脇田泰地は、アレホ・ムニーツ、ジャスティン・ベクレット、ビセンテ・ロメロと対戦。スタートからフォアハンドの2ターン・コンビネーションで5.00をスコア。
ベクレットにトップを奪われ、一時は3位を強いられるも後半には 5.47をスコアして2位に浮上。残り5分でバックウオッシュの入る難しいセクションで2つのリエンントリーをメイク。トップスコアを6.60に塗り替えて2位でラウンド2へ勝ち上がった。
ヒート2の上山キアヌは、ジョアン・キアンカ、エヴァン・ガイゼルマン、カラニ・ボールと対戦し惜しくも4位敗退。ヒート13の稲葉玲王は、ジョーガン・クズネット、カイオ・イベリ、レオ・カサルと対戦するも惜しくも3位敗退となった。
明日試合が再開となれば、H-17 和井田理央、H-23 村上舜。
女子はラウンドブ64 H-3 脇田紗良、H-4 松田詩野、H-6 野中美波、H-10 都筑有夢路、H-11 松永莉奈、H-14 黒川日菜子。
大会期間中はサイズアップも期待されている。今回もCT入りを目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。
がんばれ!日本!
2022年11月1日~8日 CS第6戦
コロナ・サクアレマ・プロ Presented By Banco do
ブラジル、リオデジャネイロのサクアレマ