アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチ 2022年9月24日(土) カリフォルニアのハンティントンビーチで開催中である、2024パリオリンピック初の選考大会となる「2022年ISAワールドサーフィンゲームス」は大会最終日。
大会8日目、最終日の今日はファイナルデイに相応しくサイズアップ。クリーンなコンディションで男子のリパチャージR11と女子のリパチャージ9からスタート。
男子は和井田理央とジャクソン・ベイカーがリパチャージ12へ。女子はサリー・フィッツギボンズとソフィー・マッカロクがリパチャージ10へ勝ち進んだ。
今回ラウンド1から全てのラウンドを1位で勝ち上がってきた五十嵐カノアは、男子メインラウンド7でルッカ・メシナスPER、ギリェルミ・フォンセカ POR、ナット・ヤング USAと対戦。
スタートから先制攻撃を仕掛けた五十嵐カノアは、バックハンドでエアリバースをメイク。7.33という高得点をマークしてヒートを開始。
そして優先権を持たないカノアは続けてミドルで波を掴み、フォアハンドのエアリバースを組み入れたライディングで6.17をスコア。一気に他の選手を大きく引き離して、完全に頭ひとつ抜け出す。
後半に入り、フォンセカがエクセレントの8.17をスコア。バックアップを4.17をスコアして2位に浮上する。
ヒート終盤、優先権を持ち波を待っていたカノアが、ビッグセットをキャッチ。アウトでビッグ・リエントリーを決め、8.60のエクセレントをマーク。圧倒的な試合運びを見せたカノアが、1位でグランドファイナルへ勝ち上がった。
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セットが入れば昨日までよりはサイズのある波が入るが、今日も波数は少なくハイタイドを迎えたことで、早朝に比べてブレイクする波は減っていた。
そんな中で行われた男子ファイナルでは、リパチャージを勝ち上がった和井田理央とジャクソン・ベイカー、そしてメインラウンドを勝ち進んできた五十嵐カノアとギリェルミ・フォンセカが対戦。
ファイナルでカノアは、バックハンドでのフルローテーションで7.83、フォアハンドのテールハイのエアリバースをアウトサイドで決めて8.13のエクセレントをスコア。ヒートスコア15.96として圧倒的なヒート展開を見せ、圧勝。
五十嵐カノアは自分のホームで行われた今大会。ラウンド1から全てヒートを1位で勝ち上がりISA初の金メダルを獲得した。おめでとう!
このカノアの金メダル獲得でチームジャパンが男子の3枠目のスロットを獲得した。
その他の情報は後から更新されます。
■ISA-WSG2022 日本代表選手結果
男子
- 五十嵐カノア 金メダル
- 村上舜 11位
- 上山キアヌ久里朱 25位
女子
- 松田詩野 29位
- 都筑有夢路 17位
- 前田マヒナ 41位
2022年ISAワールドサーフィンゲームス
■2022 ISA World Surfing Games
名 称 2022 ISA World Surfing Games
主 催 国際サーフィン連盟(ISA)
期 間 2022年9月16日(金)~9月24日(土)※現地時間
開催地 Huntington Beach, California, USA
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