元世界チャンピオンで、東京オリンピックでサーフィン初の金メダリストとなったブラジルのイタロ・フェレイラが、SNSなどで松葉杖を使っている写真を公開、公式ウェブサイトのIF15 Sportsでは、怪我を理由に今週17日から試合がスタート予定のISAワールドサーフィンゲームスを欠場することを発表した。
サイトによれば、先週カリフォルニアで開催されたWSLファイナルの戦いの中で強まった足の痛みにより、イタロ・フェレイラはISAワールドサーフィンゲームスの出場を断念したと発表。
優勝国には2024年のオリンピックへの追加出場権が与えられる今大会は、ブラジルにとって最も重要な大会であることは言うまでもない。
イタロは、ミゲル&サミュエル・プポ兄弟とともに出場する予定だったが、彼のリプレイスとして、ジャドソン・アンドレが出場。女子では、キャロル・リベイロ、マリアーナ・アレノ、ヤンカ・コスタが出場する予定。
現時点でISAの出場者リストの変更は行われていないため、この時点でのリプレイスが可能なのかは定かではない。
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イタロはインスタのストリーで怪我のことについてコメント。「数週間前、左足を怪我してしまったのですが、WSLファイナルがあったので、サーフィンを続けなければなりませんでした。より大きな目的のために怪我はどんどん悪化していった。このまま同じペースでいけば手術をしなければならないでしょう。」などとコメント。
イタロによると、日々の努力とパフォーマンスへの高いこだわりが、足の怪我を悪化させることになったのだという。
WSLファイナルのファイナル2ヒート間のインターバルで、イタロは足に強い痛みを感じ、アイシングの治療を受けながら2ヒート目に出場したことがWSLカメラに記録されている。それでも全力で素晴らしい演技を披露していたイタロの勝利への執念には脱帽だ。1日も早いイタロの復活を願いたい。