男子9名、女子2名が公認プロ資格獲得、 男子4名、女子3名のAMシード確定。JPSAロングボード日向プロトライアル 

JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour プロトライアル第2戦「日向プロトライアル」。DAY-3はロングボードの男子、女子のトライアルを最後まで行い、JPSA本戦(後半戦)のAMシードを決定した。

 

 

会場のの天候は雲もあるが、晴れ。今日はレフトもあるものの、ライトブレイクがメイン。引きに向かってモモコシから、セットでハラまでアップ。風も弱いオフで、ロングボードには最適なコンディションとなった。

 

 

ポイントは会場正面の右寄りのバンクを使用。日向のローカルルールで、左側(昨日までショートで使用していたバンク)はロングボードのサーフィンは禁止。なので、練習する場合は、試合のさらに右横でやることを告知した。

 

 

そして、1ヒート15分、ベスト2ウェイブは変わらないものの、マキマムウェイブが8本と設定された。併せて、トライアルに挑戦する選手には、ジャッジクライテリアを発表。

 

尾藤光浩

 

・ノーズライディングとレールサーフィン
・クリティカルセクション
・コントロール
・フットワーク

 

以上をチェックしてジャッジすると掲示板に張り出された。

 

基本、レールサーフィンはもちろんのこと、ボードコントロールと足さばき。そして、技をかける場所で大きく評価は分かれる。この基本を頭に叩き込んで演技を心がけることが高得点への道となる。

 

AMシード確定者
 男子4名 女子3名(公認プロ資格獲得者は除く)

 

男子:倉田崇、青木大幸、高尾佳宏、今井康平 女子:吉川未来、瀬下絵里子、仲西華奈子

 


倉田崇
青木大幸
高尾佳宏
今井康平

吉川未来
瀬下絵里子
仲西華奈子

 

以上が JPSAの後半戦(第3戦の湘南茅ヶ崎、第4戦の宮崎)にAMシードとして出場する。

 

 

 

今回の公認プロ資格獲得者 男子9名 女子2名

 

男子:平田拓海、坂本亮、太田祐城、八木太一、楠将史、成田和駿、加瀬真吾、和泉敦、尾藤光浩。女子:景山愛子、木太久亜子

 

平田拓海

「前回のトライアルと、本戦の一宮は負けてしまったんですが、プロ合格できてうれしいです。日向の波は最高です。ホームポイントは湘南茅ヶ崎です。最近はサーフィンする時間があまり取れていないんですけど。時間が30分でも1時間であっても、小波でも風が吹いてても、デカくても、人がいなくても、どんな波でも練習してきました。茅ヶ崎はロングボーダーが多いので、先輩を見習って茅ヶ崎代表として結果を残せるように頑張っていきたいです」

 

坂本亮

「めっちゃうれしいです。感謝でいっぱいです。トライアルは結構受けています。5、6回は受けていると思います。3年目になるかなって感じです。ホームポイントは鵠沼です。上手い人が多いので上目指して頑張ります。みんな上手いんで、もう少し自分の技量を高めて、目標を定めたいと思っています。」

 

太田祐城

「最後の6.50の波は、たまたま良い波が来たんで、プロになれて嬉しいです。京丹後市の八丁浜でいつもサーフィンしています。日向はめちゃくちゃ波が良くて、人も優しい人が多いので最高です。トライアルは3回目です。京都の大先輩である斉藤智也プロや、先日スクールを受けさせてもらった秋本祥坪プロのようなカッコイイサーファーになりたいです。」

 

八木太一

「うれしいです。トライアルは3回目です。今日のライディングはまだまだっすね。ホームポイントは片貝漁港とか一宮とか千葉を中心にやっています。千葉と日向の波を比べて、似たところはあるんですけど、宮崎の波の方が乗りやすかったです。今後は見ている人がこの人面白いなって思ってもらえるようなプロサーファーになりたいです。」

楠将史

「プロになりたくて、ずっとみんなで楽しくサーフィンしていたんですけど、憧れていたプロサーファーになれて嬉しいです。普段は千葉の片貝の漁港ポイントと、お店が白子にあるのでそこで入っています。ヒートは良い波過ぎてニヤけちゃいました。プロトライアルは3回目です。サーフィンを始めた時から森大騎くんに憧れてきて、プロを目指してきたので、森大騎のようなプロになりたいです。」

 

成田和駿

「正直まだ信じられない感じですね。家族を含め、今までサポートしていただいた方に感謝しています。普段は片瀬江ノ島、鵠沼でやっています。ヒートはすごく良い波が来ていて、1本の波で7.75が出てプロが決まった時は、お世話になった人のことを思い出して、思わず泣いてしまいました。今まで頑張ってきて良かったと思っています。シングルフィンの技をもっと追求して目立てるサーフィンができたらなって思います。」

 

加瀬真吾

「普段からシャツを着て海に入っていますので、これがトレードマークです。こんなに点数が出ることもあまりないので、プロ合格出来てとても驚いています。ノーズのタイミングやフィニッシュなど、細かいところをもっとしっかりやっていきたいなと思っています。普段は千葉北・旭・飯岡で入らさせていただいてます。今後も自然体で居られるようなサーファーで、ロングボーダーでいたいと思います。」

 

和泉敦

「正直びっくりしました。ここまで点数が伸びるとは思わなくて、2本まとめられることができて嬉しいです。ホームは湘南の鵠沼海岸なんですが、この日向とも似ている部分もあって、今日と昨日と二日間しっかり練習できたので良かったです。トライアルは2回目です。

今まではアマチュアでしたけれども、プロになったことで、海での一つ一つの行動にも責任が伴ってくると思うので、責任感のある行動をして、ライディングでもみんなを引っ張っていければと思います。

 

尾藤光浩

「8ポイントの波は上手く乗れたなとは思っていたんですけど、あそこまでスコアが出るとは思わなかったので、びっくりして嬉しかったです。ホームは宮崎の木崎浜とかで入らせていただいてます。今回も何回か試合のために練習に来させてもらいました。1時間ぐらいで来れますから。ここのポイントの良さは元々知っていたので、やりやすかったです。

トライアルは実は2回目で、いま40代なんですけど、10代の時に湘南で出たことがあります。その時はダメで、久しぶりに出てみた感じですね。全戦出れるように頑張りたいなと思っているんですけど。もう40代なんですが、出るだけ長くプロ活動を続けたいなと思っています。」

 

景山愛子

「プロになりたいと思っていたんですけど、びっくりしすぎていて、頭が真っ白です。浜瀬海先生とかフィットネススタジオgggの近藤義忠プロとか、色々な方にお世話になったので、結果が出せて本当に良かったです。前回の鴨川のトライアルが初めてで、1本も乗れなくてノーライドをやらかしてしまったので、今回は乗りまくろうと思っていました。田岡なつみプロの大ファンなので、いつか同じヒートでやれたらいいなって思っています。」

 

木太久亜子

「試合が終わったとびっくりして、まさかという感じでした。ホームは福岡東の三苫と釣川です。夏の間は福岡が波がないので、週末はよく日向にお邪魔しています。慣れた波で少し責められた感じです。日向の波は凄くいい波し、雰囲気もいいので大好きな場所です。宮崎や福岡で見るプロサーファーのような、かっこいいプロサーファーになりたいです。

 

 

 

前回の「鴨川トライアル」でAMシードを獲得した坂本亮、平田拓海、太田祐城は今回のトライアルで公認プロ資格をゲット。
女子では瀬下絵里子が前回に続きAMシードを獲得、JPSAの後半戦に挑む。

 

吉川未来。
サーフィンが格段に上手くなった。あとは試合経験、場数を踏めば、プロ公認もすぐそこに。

 

 

ロングボードの後半戦は9月から。JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第3戦「クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」は9月14日(水) ~ 9月15日(木) 予備日:16日(金)神奈川県茅ヶ崎市 茅ヶ崎パーク(ヘッドランドビーチ) 

 

 

JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

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JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour プロトライアル

日時:令和4年7月9日(土)~7月11日(月) ※予備日7月12日(火)

※ショートボード 7月9日~10日(予備日11日)
※ロングボード  7月10日~11日(予備日12日)