ラグンドリ・ベイ、ニアス / インドネシア(2022年6月27日月曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイ・シリーズ(QS)5000イベントが昨日終了したニアスプロは、本日ジュニア・クオリファイ・シリーズ(JQS)のファイナルデイ。
女子のセミファイナルからスタートし、H1に川瀬心那、馬庭彩が登場。ヒートはカイラニ・ジョンソンが4.67をスコアして開始。川瀬は2本の3点台のスコアをまとめてヒートをリード。馬庭も2位につける。後半に入りカイラニが6.00をスコアしてトップに躍り出る。
3位の馬庭は優先権も持ってじっくりと波を待つ。残り時間10分を切って馬庭がセットの波を掴み4.07をスコアして2位に浮上。さらにバックアップを伸ばした馬庭が2位でトップのカイラニとファイナル進出。
H2には都築虹帆、中塩佳那、松岡亜音がクレジット。オープニング・ライドを掴んだ都築が6.17をスコアして素晴らしいスタートを切る。優先権を持った中塩はじっくりと波を待って最大のセットをキャッチ。ソリッドなターンを決めて7.83をスコア。物凄いデッドヒートの展開となる。
都築も得意のレイバック・スラッシュを見せ、7.90を叩き出し、高得点2本を揃えてトップに躍り出る。
松岡も3本目の波でようやく彼女らしいバックハンドを披露し4.33をスコア。続けてクリティカルなターンを決めた松岡は7.70をスコア。2位につける。調子を上げる松岡はビッグセットにチャージ。深いボトムターンから波のキワめがけて縦に上がる素晴らしいマニューバーを披露。
その波で、なんと今大会2本目となる9ポイントをスコア。トップに躍り出る。自分のサーフィンが出来ればスコアは絶対に出る。そんな自信に満ち溢れた素晴らしいサーフィンを見せている松岡がそのまま独走、都築が2位でファイナルへ勝ち上がった。
女子プロジュニアのファイナルは、インドネシアのカイラニ・ジョンソン、松岡亜音、馬庭彩、都築虹帆が対戦。
オープニングライドはクルイのプロジュニアで優勝した馬庭がゲット。4.17をスコアしてヒートを開始。
松岡はセミファイナルの勢いのまま、ファイナルも素晴らしいウェイブセレクションでクリティカル・セクションで思い切り板を蹴り出し、8.00のエクセレントでヒートを開始。
都築も5.50をスコアしてヒートを開始。バックアップを4.90としてトップに躍り出る。松岡は優先権を持ってじっくりと波を待つ。
そんな中で3位の馬庭がロングウォールの波でクリティカルなターンを2発繰り出し、6.83をマークしてトップに躍り出る。バックアップをもたいな松岡は3位となるも、再びバックハンドのマッシブターンで 7.83をスコア。
下位の選手を大きく引き離し完全にヒートをコントロール。最後まで一人だけ乗っている波が違うと感じてしまうほどの圧勝。
昨日のQS5000で3位入賞を果たした勢いそのままに、松岡亜音がニアスでプロジュニアで完全勝利。
これで松岡はアジアオープン・プロジュニアに続き、今シーズン2勝目。クルイの5位と合わせて2500ポイントを獲得。アジア・ジュニア・女子ランキングでトップに躍り出た。
大会全体のリポートは後ほど更新されます。
2022年ニアス・プロは、6月22日から28日までラグンドリ・ベイで開催されます。ぜひ、www.worldsurfleague.com または無料のWSLアプリでライブ視聴してください。
詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。