WSL-APACは「クルイ・プロ」がクオリファイシリーズ5000イベントとして2022年に復活することを発表。

佐藤魁も2019年の大会に出場した。WSL / Federico Vanno

クーランガッタ、クイーンズランド州、オーストラリア(2022年5月19日木曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)アジアパシフィック(APAC)は、2022年にクルイ・プロ男女クォリファイ・シリーズ・イベントが復活し、5000レーティング・イベントに格上げされたことを発表した。

 

 

このイベントは、アジアとオーストラリア/オセアニア・リージョンで共同開催され、今年6月11日から17日にかけて140人以上のコンペティターが集まることが予想される。また、このイベント史上初めてプロジュニアが同時開催される予定。

 

コンテスト会場

 

このイベントは、パーフェクトなロング・レフトハンダーのウジュン・ボカールで開催され、選手たちには150メートル以上のライディングが提供される。過去に3度のWSLチャンピオン、ガブリエル・メディーナ(BRA)を魅了したクルイ・プロは、QSカレンダーの中で最も牧歌的なイベントの1つとされている。

 

 

今回のQSイベントは、WSLアジアとオーストラリア/オセアニア・リージョンの共同開催イベントということで、オーストラリアの選手と、日本やインドネシアの選手が出場するイベントになる。

 

しかも来年2023年のチャレンジャーシリーズへクオリファイするためのポイントを獲得できる試合のため、日本からも多くのプロが出場するイベントとなる。(既にエントリーは締め切り)更にグレードが5,000というハイグレードのため、ここでの獲得ポイントはアジア・ランキングに大きな影響がでるものになる。

 

このクルイではアジアリージョンのプロジュニアイベントも同時開催。CT選手ではモーガン・シビリックやリアム・オブライアンも出場する。

 

 

また今回のクルイの試合のあと、6月22 – 28日でQS5000がニアスでも開催が決定している。ここにも多くの日本人がエントリー。CS第3戦のスケジュールがあるためCS選手やCT選手はニアスには出ない。(和井田理央はエントリーしている)ある意味穴場かもしれない。

 

 

 

「WSLは、再びクルイ・プロがスマトラ・インドネシアに戻ってくることにとても喜んでいます」と、WSL APACツアー・マネージャーのタイ・ソラティは言った。

 

「ウジュン・ボカールは、世界最高のレフト・ハンドラーの1つであり、このイベントを我々の年間カレンダーで最も魅力的なものの1つにしています。

 

2022年にこのイベントがQS5000に格上げされ、選手にとってより多くのポイントや賞金を獲得できることになり、とても嬉しく思っています。このアップグレードは、波の質だけでなく、2016年のイベント開始以来、WSLとASCアジアサーフコーポラティブがペシシル・バラット(西海岸)政府と築いてきた素晴らしい関係の真の証です。」

 

 

ASCのティピ・ジャブリックは、「ASCは、この重要でハイレベルなQS5000を開催するために、ペシシル・バラットの政府およびWSLと協力し、長い休みの後にこのイベントを復活させることを本当に誇りに思っている。

 

このイベントは、アジアとオーストラリアの地域サーファーにとって、将来のチャレンジャーシリーズのクオリファイに、またプロジュニアにとっては、アジア地域のワールドジュニア・チャンピオンシップ・ポイントに重要であり、最高のサーファーを魅了し、インドネシアが再び開放された今、観光の大きな後押しとなる、過去最大のクルイ・プロとなることでしょう。

 

クルイは質の高いレフトハンダーで知られているので、サーファーたちは興奮し、来るのが待ち遠しいと思います。 そして、Pak Bupati Agus Istiqlalに大きな感謝を述べたいと思います。彼の継続的な献身とサポートがなければ、このイベントは決して実現しなかったでしょう。」

 

2022年のクルイ・プロは、6月11日から17日までウジュン・ボカールで開催される予定。

 

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。