JPSA2022 さわかみツアー ロングボード第2戦「さわかみ千倉プロ」が開幕。浜瀬海が2本の9ポイントをマーク。

9.25と9.00 という本日の最高得点18.25をマークした浜瀬海

JPSA2022 さわかみツアー ロングボード第2戦「さわかみ千倉プロ」が明日5月18日(水) ~ 5月19日(木) 予備日:20日(金) 千葉県南房総市 千倉海岸で開催。

 

 

本大会は、無観客試合となっており、大会のライブ中継はAbemaにて両日とも放映されている。

 

 

大会初日の会場は晴れ時々曇り。波のサイズはコシハラで、上げ込みに変わるとセットでムネぐらい。

ただ、お昼の引きいっぱいは、サイズダウンでヒザでワイド。いきなり崩れるから、底ボレして板が刺さる場面も。さらに流れも入って、ハードなコンディション。

それでも選手はジャッジ基準に則って、攻めたもん勝ち。技も多彩にインサイドまで繋げた選手が勝ち上がった。

 

櫻井 凰太

 

今日のスケジュールは男子がR-2、女子はR-3まで行って終了。今回のヒート組もR-3はR-2の勝ち上がりだけで組んで、トップシードはR-4からとなっている。

よって、AMシードがプロ公認資格を獲得するには、このR-4を勝ち上がらなくてはならない。もしくは、1ウェイブで7点以上か、もしくはトータルスコアが11点以上を出した場合にプロ公認が認められる。

今回のAMシードは男子が大島 弘樹、土屋 貴洋、堀井 創、坂本 亮、太田 祐城の5名に、女子は関口 紗稀、鈴木 明子、瀬下 絵里子、田原 ありいの4名。

 

 

大島 弘樹
堀井 創

男子はR-1を勝ち上がったのは大島 弘樹と堀井 創の2人。堀井はトータル11.55ポイントを出して一発合格。おめでとう!大島はR-2で残念な敗退。女子は4人全員がR-1を突破できず終了となった。

このAMシードで出られるのは、前半戦である今回の千倉まで。後半戦に出る為には、7/10-11の「日向トライアル(宮崎県日向市お倉ヶ浜)」を受ける必要がある。

今大会のロングボードのジャッジクライテリアは

  1. ノーズライディングとレールサーフィン。
  2. クリティカルセクションでのサーフィン。
  3. 技のバラエティ。
  4. ボードコントロール。

この4点を重視して、ジャッジすることが事前に発表された。

公認プロ資格獲得者

男子:堀井 創

堀井 創
兄の堀井哲が試合をサポート。前回の悔しい思いを払拭するべく、今大会では積極的に仕掛けた。

 

「やっとって感じです。去年の千倉からトライアルに出場していて、約2年目でやっと合格できました。今回は気合入りすぎちゃって、怪我してしまって一週間ぐらいサーフィンできなかったんです。

ギリギリまで整体の先生に診てもらってなんとか調整できた感じでした。逆に力が抜けて良かったのかもしれません。」

 

浜瀬 海
ノーズのひっぱり具合、攻め、技のバリエーションとも文句なし。今日のシングルハイエスト9.25のエクセレント。さらにトータルハイエストで18.25ポイントと一人、格の違いを見せた。

 

サーフボードについて「オールラウンドに動く板 ノーズだけじゃなくて、マニューバビリティも両方あるじゃないですか。ジャッジ・クライテリアには。

だから、それを自分のやり易いロッカーと厚さとフィンととか調節はしています。レールはノーズからテールまでノーエッジです。」

今日の海について「自分湘南がホ−ムなんですけど、湘南よりもパワーがあって、地形が何箇所かあるんで、乗り易い波だと思っているんですけど。

ちょっとサイズがあるとワイドになってしまうイメージがあるので、このぐらいのサイズがいいなって思います。

 

岡部 祐司
昨年の最終戦での戦いが記憶に新しい岡部。波へのアプローチが上手く、テクニックも持ち合わせる選手。波が早くても、スピードを自在にコントロールしてノーズも絡める。

増山翔太
昨年は怪我で、田原の1戦しか出れなかったためにランキングを失う。今年度は全てR-1からの出場となるも、波に乗れば勝てる実力を遺憾なく発揮。

関口 海璃
R-2で波を選びすぎて、バックアップを揃えることができずに敗退。でも、マニューバー、ノーズとも復調の兆し。あとは慣れるだけだ。

武川 慎と櫻井 凰太
小熊 海ノ介

JPSAのロングボードツアーに新風を巻き起こす。2004年生まれの大竹 琥太郎、2005年生まれの櫻井 凰太、櫻井 鳳二、2006年生まれの武川 慎、小熊 海ノ介。

大竹 琥太郎
櫻井 凰二
櫻井 凰太
武川 慎
小熊 海ノ介

小熊 海ノ介、櫻井 凰太、武川 慎がR3H6にクレジット
これまで自滅して負けていたが、今大会では最後に逆転勝ちを収める強さを見せた。試合を重ねるごとに学んでいることがわかる。武川 慎はこの試合からシングルフィン。小熊 海ノ介も途中からシングルフィンに変更した。

武川慎
「マニューバーするにしてもノーズするにしてもパワーゾーンを常に意識しながらやっています。千倉は早い波を予測していたので、ハイパフォーマンスを使おうかなって思っていたんですけど、いい波で(PUのシングルフィンで)合っていました。」

小熊 海ノ介
「最初ショートボードやっていたんですけど、うまくテイクオフ出来なくてロングボード始めました。小学校6年生の時に北海道から湘南に引っ越してきて、もともとスノーボードやっていたんですけど、そこで始めました。鵠沼に今住んでいます。」

 

「先週練習に来た時もジャンクだったが、結構乗れたので地形がいいんだなと思った。地元の鎌倉の波にも似ていた。」と調子の良いジュリアン・ホプキンズ。

大村結衣
「コンテストは2年ぶりです。波は少し難しいですね。バックウオッシュはそんなにないんですけど、インサイドがざわざわしていて。急に止まったりします。先週からここで練習しているんですが、今日の波とは全く違った感じでした。」

安心安全の対策。
今大会も検温、抗原検査を受けた者のみが会場に入場できる。

 

ヒート表

 

JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

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5月19日(木)DAY2
 5:30

  選手集合・検温

 6:00
  競技スタート予定

  MENS R3 H1~H6
  MENS R4 H1~H6
  WOMENS R4 H1~H3
  MENS R5 H1~H3
  WOMENS SF H1~H2
  MENS SF H1~H2
  WOMENS FL
  MENS FL

 

さわかみ 千倉プロ

期日/5月18日(水) ~ 5月19日(木) 予備日:20日(金)
会場/千葉県南房総市 千倉海岸
【ABEMA LIVE配信URL】
■5/18 (水) 大会1日目
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/BJx5JkWmb4pV4T
■5/19 (木) 大会2日目
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/BJx5KxWj9BmTXD