2022年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の第2戦「GWMシドニー・サーフ・プロ presented by Rip Curl」が明日、17日火曜日からオーストラリアはシドニーのマンリー・ビーチで開幕する。
このイベントは5月17日から24日まで開催され、エリートレベルのチャンピオンシップ・ツアー(CT)へ進む次のサーファーを決定する重要な役割を担うものとなる。
2020年初め、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)はシドニー・サーフ・プロ・チャレンジャーシリーズで、まさに世界がパンデミックによって閉鎖される数日前に、彼のキャリアにおける勝利を手にした。それから2年以上が経ち、23歳となった彼はシドニーに戻り、2023年にCT復帰を目指し、再び大きな結果を求めている。
先週のゴールドコーストでは同率5位でフィニッシュしたフィオラバンティは、この勢いのまま、大好きなマンリービーチに戻ることになりそうだ。
「マンリービーチに来るのはいつも楽しいです。若い頃からここに来て、プロジュニア、QS、そして今のCSに参戦し、常に良い結果を残してきました。ここは素晴らしい場所で、シドニーには多くのイタリア人が住んでいるので、サポートはいつも素晴らしい。スナッパーの後は自信に満ち溢れていて、特に以前優勝したことのある場所なので、さらに勢いをつけることができると思っています。」
CS開幕戦の「ブースト・モバイル・ゴールドコースト・プロ presented by Rip Curl」で2位に入賞したばかりのセントラル・コースト期待の新星、モリー・ピックラム(オーストラリア)もまた地元での好成績を目指している一人である。
今シーズン前半、チャンピオンシップ・ツアーに参戦していたピクラムは、トップレベルを経験し、年末までに再びCT復帰したいと意気込んでいる。
「マンリーに戻ってくることが出来て、本当に興奮しています。「サーフィンの歴史がある場所の1つであり、とてもクールな場所です。イベント期間中は様々なコンディションになるため、どんな状況にも対応できるように準備しなければならず、楽しいチャレンジです。スナッパーでファイナルに進出できたのは嬉しかったですが、マンリーではさらに一歩進んで優勝したいです」。
男女合わせて9名の日本人選手が出場。
今回のCS第2戦「GWMシドニー・サーフ・プロ presented by Rip Curl」には、前回のゴールドコーストに引き続き、日本のトップ選手が出場。男子は稲葉玲王、上山 キアヌ 久里朱、脇田泰地、大原洋人の4名、女子は野中美波、都筑有夢路、松永 莉奈、脇田紗良、前田マヒナの5名が出場する。
そして、明日の開幕を前にヒート表が発表。男子ラウンド1となるラウンドオブ96のH2に和井田理央、H7 稲葉玲王、H11 大原洋人、H12 上山キアヌ久里朱、H14 小林桂、H21 脇田泰地。
女子はラウンド1となるラウンドオブ64のH4に前田マヒナ、H5 野中美波、H7 都筑有夢路、H8 松永莉奈、H14 脇田紗良。
今回もCT入りを目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
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