マーガレット・リバー、西オーストラリア州、(2022年4月25日月曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2022チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第5戦となる「マーガレット・リバー・プロ」は、今日からメインブレイクで3~4フィートのセミ・クリーンなコンディションでウイメンズのオープニング・ラウンドが行われた。
このイベントはミッドシーズン・カット前の前半最終戦となるため、ビッグネームの何人かは、恐ろしいエリミネーション・ラウンドを避けるために必死に戦い抜いた。
ベテランがメインブレイクでキャンペーンを好調にスタート
ここマーガレット・リバーで結果を残すことを望んでいるCTの2人のベテラン、コートニー・コンローグ(USA)とサリー・フィッツギボンズ(AUS)は、大会開始時点で共にカットライン上のポジションにいる。
彼女らは例年、このイベントで素晴らしい成功を収めており、2022年に再び結果を残し、ツアー出場権を獲得することを目標としている。 そんな状況で二人は、最高のスタートを切り、それぞれラウンドオブ16に進出した。
コンローグはブリサ・ヘネシー(CRI)と対戦し2位、フィッツギボンズは現世界チャンピオンのカリッサ・ムーア(HAW)を抑えて1位でラウンドアップを果たした。
フィッツギボンズは、「誰もが知っているように今シーズンのスタートから苦境に立たされています。ただそれを楽しんで、自分がどうなるかを見る必要があります。自分のサーフィンがまだ不安定であることは分かっているので、このままの流れで、自分が行くべきところに行くために出来ることをしたい。
ここは特別な場所で、荒々しく、生々しく、自然の中に身を置くことができる。この場所に戻ってくるのが大好きなんです。私はただ、自分を磨き続け、何が起こるかを見るだけでいいと思う」。
7度の世界チャンピオンであるステファニー・ギルモア(オーストラリア)もまた、このマーガレット・リバーでの初優勝を狙うビッグネームで、CT後半戦に進むためには上位に入賞する必要がある。
今日、彼女はオープニング・ラウンドでソリッドなパフォーマンスを見せ、ラウンド・オブ16に駒を進めた。ギルモアは、ジョアン・ディフェイ(フランス)、現在世界2位のタイラー・ライト(オーストラリア)と共にラウンド・オブ16に勝ち進んだ。
ルーキーのカットラインは複雑な結果に
オージー・ヤングスターのモリー・ピクラムは、7度のWSLチャンピオンであるギルモアと、元マーガレット・リバー・イベント勝者のレイキー・ピーターソン(USA)に対しヒート勝利を収め、ツアーでのスポットを守るためにハングリー精神を見せた。ピクラムは、メインブレイクのエンドセクションを攻め、ラウンドオブ16へのスポットを確保する絶好調のヒートだった。
「あれは自分にとって夢のようなヒートでした」とピクラムは語った。「レイキーとステフという2人の女性があのようなヒートを戦ったことは、正直言って刺激になりました。早くから練習に参加し、それが役に立ったようです。
今年の僕の目標は、ツアーに参加する全ての大会で入賞することなので、このイベントで良い結果を出して、カットラインの上を目指したいです。あのスタートは自信に繋がりました。まるでファイナルをサーフィンしているような感覚でしたが、オープニングヒートでした。」
オープニング・ラウンドで2位となり、ラウンドオブ16に進んだもう一人のオーストラリアのルーキーは、インディア・ロビンソン(オーストラリア)で、彼女は西オーストラリアのチャンキーなコンディションを得意としているようだった。
ロビンソンは、ジョアン・ディフェイ(フランス)に僅差で2位となり、トップ5の座をキープすることを期待されている。
「今日は少しトリッキーなコンディションでしたね」 とディフェイは言った。 でも、とにかく動き回ることに集中し、ヒートを通してスコアを伸ばすことに専念しました。また、プライオリティを保ちながら、他の選手を自分の望まない波に追いやるようにしました。それがうまくいったので、満足しています。今年は安定していますが、少なくともこのイベントではセミファイナルに進出したいです。
ハワイのルアナ・シルバ、ベティルー・サクラ・ジョンソン、ガブリエラ・ブライアンは、オープニング・ラウンドで3位となり、敗者復活ラウンドに進むことになった。3人にとって、2022年のCT後半戦に出場するためには、この西オーストラリアで大きな結果を残す必要がある。
ネクストコールは日本時間26日の8時。
Margaret River Pro Women’s Opening Round 1 Results:
HEAT 1: Brisa Hennessy (CRI) 8.96 DEF. Courtney Conlogue (USA) 8.50, Bettylou Sakura Johnson (HAW) 5.20
HEAT 2: Tyler Wright (AUS) 13.40 DEF. Bronte Macaulay (AUS) 9.67, Gabriela Bryan (HAW) 7.80
HEAT 3: Sally Fitzgibbons (AUS) 12.83 DEF. Carissa Moore (HAW) 10.50, Mia McCarthy (AUS) 5.54
HEAT 4: Molly Picklum (AUS) 11.34 DEF. Stephanie Gilmore (AUS) 11.00, Lakey Peterson (USA) 8.73
HEAT 5: Johanne Defay (FRA) 9.30 DEF. India Robinson (AUS) 7.90, Luana Silva (HAW) 6.33
HEAT 6: Malia Manuel (HAW) 13.60 DEF. Isabella Nichols (AUS) 11.57, Tatiana Weston-Webb (BRA) 8.87
Margaret River Pro Women’s Elimination Round 2 Matchups:
HEAT 1: Lakey Peterson (USA) vs. Luana Silva (HAW) vs. Mia McCarthy (AUS)
HEAT 2: Tatiana Weston-Webb (BRA) vs. Gabriela Bryan (HAW) vs. Bettylou Sakura Johnson (HAW)
Margaret River Pro Men’s Opening Round 1 Matchups:
HEAT 1: Callum Robson (AUS), Samuel Pupo (BRA), Imaikalani deVault (HAW)
HEAT 2: Barron Mamiya (HAW), Jackson Baker (AUS), Matthew McGillvray (ZAF)
HEAT 3: Kelly Slater (USA), Ezekiel Lau (HAW), Ryan Callinan (AUS)
HEAT 4: John John Florence (HAW), Lucca Mesinas (PER), Jacob Willcox (AUS)
HEAT 5: Kanoa Igarashi (JPN), Conner Coffin (USA), Ben Spence (AUS)
HEAT 6: Filipe Toledo (BRA), Owen Wright (AUS), Jack Thomas (AUS)
HEAT 7: Italo Ferreira (BRA), Jake Marshall (USA), Jadson Andre (BRA)
HEAT 8: Ethan Ewing (AUS), Nat Young (USA), Deivid Silva (BRA)
HEAT 9: Caio Ibelli (BRA), Connor O’Leary (AUS), Morgan Cibilic (AUS)
HEAT 10: Miguel Pupo (BRA), Kolohe Andino (USA), Joao Chianca (BRA)
HEAT 11: Seth Moniz (HAW), Jordy Smith (ZAF), Leonardo Fioravanti (ITA)
HEAT 12: Griffin Colapinto (USA), Jack Robinson (AUS), Frederico Morais (PRT)
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