スウェーデン発祥の世界最大の家具量販店「イケア」と、ワールド・サーフ・リーグ( WSL)が提携。その意外とも思われる組み合わせに疑問を抱きながら記者発表会の会場に訪れた。
そこに待っていたのは、プロサーファーのロブ・マチャドとカシア・メダーをはじめ、3500人以上のサーファーとともに、サーファーの日々のニーズと地球の環境問題という世界的な課題に取り組んだイケアの「KÅSEBERGA/コーセベルガ 限定コレクション」だった。KÅSEBERGAとは、スウェーデンで最も南に位置するサーフブレイクのある小さな街の名前に由来する。
2019年よりWSLと提携していたイケアは、海に寄り添う、地球を意識した、アクティブなライフスタイルにインスパイアされた新しいコレクションを開発してきた、その製品ラインナップが揃い、ついに発売される。
記者会見にはNPO法人サーフアンドシー理事であるプロサーファーの須田那月が参加。今回のコレクションをサーファー目線で解説、また彼女が理事を務める海を守るNPO法人の活動をはじめ、サスティナブルなサーフライフについてのトークセッションを行った。
2022年4月21日から日本の店舗(海外では5月1日から)で販売されるコレクション(都心型店舗では、一部取り扱いのない商品がある)は、家やビーチ、あるいは人生のあらゆる場所で使える、サーファーの心を理解した、実用的で美しいデザインの製品ばかりだ。
なぜイケアのコレクションが、ここまでサーファーの心をつかんだラインナップになっているかというと、ロブ・マチャドとカシア・メダーが製品開発に携わってるから。
そして、多くのサーファーから意見を集め、サーファーたちのニーズをよく理解し、形と機能の両方を追求しながら、より持続可能な素材を使用している。だからサーファーの心をくすぐるラインナップに仕上がっているのだ。
製品はすべてリサイクルできる再生素材でつくられており、実際に波に乗るかどうかにかかわらず、海を愛する全ての人のためにデザインされている。今回のコレクションのデザインで目を引くのはカシアの存在だ。もともと自分でハイセンスなサーフギアをリリースしている彼女の感性が、今回のコレクションには反映されている。
イケアは、このコラボレーションにより、リサイクルできる再生可能な素材、あるいはカシアが言う「high vibes and low impact(気分は高く。環境負荷は低く)」を実現するためのヒントを届けたいと考えている。
「より快適な毎日を、より多くの方々に」というビジョンを持つイケアは、海と密接に関わり、移動の多いアクティブな毎日を送る人たちをもっと理解するために、WSLと提携した。
プロサーフィンの統括団体というイメージの強いWSLだが、サーフィンイベント以外にもサーフィン体験や、ストーリー主体のコンテンツをつくることで、海を愛する人々や、世界の名だたるサーファー、そしてそのファンたちという広がり続けるコミュニティにインスピレーションを与えている。
そして、WSLは、次世代のサーファーのため、世界の海を保護・保全し、サーフィンというスポーツの将来を守ることを目的としたキャンペーンも実施しているのである。
「サステナブルなデザインに対するイケアの長期的なアプローチと、ロブとカシアのサーファーとしての幅広い体験を組み合わせることで、単にサステナブルなだけでなく、機能性も兼ね備えたコレクションに仕上がりました。一番重要なのは、サーフィンコミュニティの信頼を得ていて、さらに手ごろな価格であるということです。」イケアのデザイナーのWiebke Braasch が言う。
今回のコレクション、サーファーでなくても、どのアイテムを見ても全て欲しくなってしまうようなラインナップ。サーファーをターゲットにした商品をイケアが本気で考えた「KÅSEBERGA/コーセベルガ 限定コレクション」。この夏はビーチにイケアなサーファーが増えそうだ。
#イケアとサステナブル Instagram キャンペーン実施
海を感じるサステナブルな KÅSEBERGA/コーセベルガ 限定コレクションの発売を記念して、自然を守るアクションの投稿を大募集! 応募期間:2022 年 4 月 21 日(木)~2022 年 5 月 20 日(金)
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
https://www.instagram.com/ikeajapan/