
2022年5月7日~15日、オーストラリアのクイーンズランド州ゴールドコーストで開催されるチャレンジャーシリーズ(CS)開幕戦「ブーストモバイル ゴールドコーストプロ presented by Rip Curl」の出場選手リストが発表になった。
また合わせて2022年5月17日~24日、NSW州マンリービーチで行われる第2戦の「GWMシドニーサーフ・プロ」のエントリーリストも発表されている。


チャレンジャーシリーズには、次のCT第5戦「マーガレットリバー・プロ」が終了した時点で行われるミッド・シーズン・カット(男子36名、女子18名が、上位の24名、12名に縮小される)で、後半戦のCTイベントに出場できなくなったサーファーが、来年再びCTへのリクオリファイを目指し出場する。
それに加え、各リージョン(APAC、ハワイ/タヒチ、北アメリカ、南アメリカ、アジア、ヨーロッパ)で出場権を勝ち取ったCT入りを夢見る、各リージョンを代表するクオリファ・シリーズ(QS)のトップサーファーたちが出場。
彼らは今年8戦行われるCSイベントを戦い、そのベスト5のリザルトで最終ランキングを決定。男子はトップ10、女子はトップ5に入ることでチャンピオンシップ・ツアー(CT)入りが決まる。
2022 WSLチャレンジャー・シリーズ・スケジュール
- ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ presented by Rip Curl: 5月7日~15日
- シドニー・サーフ・プロ presented by Rip Curl: 5月17日~5月24日
- バリートプロ presented by O’Neill: 7月3日~10日
- VANS USオープン・オブ・サーフィン 7月30日~8月7日
- EDPヴィスラ・プロ・エリセイラ 10月1日~9日
- クイックシルバー/ロキシー・プロ・フランス 10月12日~23日
- コロナ・サクアレマ・プロ presented by バンコ・ド・ブラジル 11月1日~11月8日
- ハレイワ・チャレンジャー 11月26日~12月7日
スナッパーロックスで行われるCS開幕戦には、ケリー・スレーターやグリフィン・コラピント、コナー・オレアリーといったランキング上位の選手もエントリー、しかしこの2戦には世界ランキング1位の五十嵐カノアはエントリーしていないようだ。
大原洋人と前田マヒナがCS出場。

アジア枠で出場する日本人選手は、先日千葉で行われたアジア・オープンで男子4名、女子5名が決定した。
しかし出場権を獲得していた村上舜が、その後に行われたジャパンオープンの試合中にかかとを骨折、また松田詩野も肩の怪我で手術を受けて欠場を表明。この2名のリプレイスとして大原洋人、前田マヒナが出場することがサーフメディアのWSLへの取材で明らかになった。
Asia Seed #3 – replacement Round 96 Ohhara,Hiroto
Asia Seed #6 – replacement Round 64 Maeda,Mahina
これで男子は稲葉 玲王、上山 キアヌ 久里朱、脇田 泰地、大原洋人の4名、女子は野中 美波、都筑 有夢路、松永 莉奈、脇田 紗良、前田マヒナの5名が出場。
今回のアジアオープンで惜しくもCS出場権を逃していた大原と前田だが、昨年のCSでも実績を残している、オリンピアンの二人が、他の日本人選手とともに、このチャンスを使い活躍することを願いたい。
また今回は、北アメリカから小林桂、アジア枠でバリ島から和井田理央も出場することが決定している。
今回のオーストラリア2戦を欠場する村上舜、松田詩野は、その後の怪我の経過を見ながら、南アフリカやUSオープンあたりからツアーに戻ることを明らかにしている。
今シーズンもCT入りを目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
男子:Boost Mobile Gold Coast Pro
女子:Boost Mobile Gold Coast Pro
For more information, please visit WorldSurfLeague.com.