現地時間2022年2月26日(土) カリフォルニアのモロベイで行われていたWSL-QS1000「SLO CAL Open at Morro Bay pres.by French Hospital Medical Center」が終了。セージ・エリクソンと小林 桂が勝利を収めた。今大会は北アメリカのチャレンジャーシリーズ出場権を争う大事な一戦のひとつ。
Waves of consequence, vital points on the line, finals day! Check out more on @SageErickson and Kei Kobayashi’s incredible wins of the SLO CAL Open at Morro Bay pres. by French Hospital Medical Center at https://t.co/oldnhX2kQC @DignityHealthCC @morrobaytravel @SurfingForHope pic.twitter.com/yLfdEQGqM8
— World Surf League Qualifying Series (@WSL_QS) February 28, 2022
男子ファイナルは、小林桂とカム・リチャーズが対戦。小林はクイックスタートで序盤をリード。リチャーズは残り時間10分となってもスコアを掴めずに苦戦。
カリフォルニアのサンクレメンテの小林は、6.50でトップスコアを塗り替えて、残り5分でリチャーズにコンビネーションに追い込んだ。そして小林桂が、待望のキャリア2度目のQS優勝を果たした。
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「DSC(カリフォルニア・サンクレメンテにあるトレーニングセンター)で頑張ってきたことが報われ、とてもうれしいです。前回のピスモビーチの試合ではショックなことがあったし(R3で敗れ17位)、このコンテストでも、やってはいけないミスもあった。昨年はチャレンジャーシリーズの出場を僅差で逃したので、今年は絶対にそんなことはしたくありません。」と小林が言った。
カリフォルニア育ちの日本人プロサーファーである小林は、日本で開催されるJPSAツアーにも度々参戦して活躍。日本のみならず世界的に注目されるサーファーの一人である。
今回はクオーターファイナルでピズモビーチで準優勝したリーバイ・スローソンと戦い、セミファイナルでは地元のヒーロー、ブラデン・ジョーンズを破り、大活躍を見せた。
22歳の小林は、現在リージョナル・ランキングのトップに位置し、シーズン終了までにチャレンジャー・シリーズの出場権内に留まることを目指している。
女子のファイナルでは、チャンピオンシップツアー(CT)ベテランのセージ・エリクソンと実績あるQSチャージャーのレイラニ・マクゴナグルが対戦。ヒートベストとなる7.25(10点満点中)をスコアしたエリクソンが圧倒、2019年以来の優勝を果たした。
この結果は、エリクソンにとって大きなジャンプとなり、残り2つの重要なイベントを残してチャレンジャー・シリーズを射程圏内に捉えた。
次の北アメリカのQSイベントは3月3日から6日まで開催される男子QS 1,000「Cabarete Pro powered by Carumbula Surf House」女子は3月9日から13日まで開催されるQS 1,000「Ron Jon Quiksilver and Roxy Pro」 。
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/mqs/3948/slo-cal-open-at-morro-bay