小林桂がカリフォルニアのモロ・ベイで開催されたQS1000「SLO CALオープン」でキャリア2度目の優勝

優勝した小林桂 WSL / Runamuck Photography

現地時間2022年2月26日(土)  カリフォルニアのモロベイで行われていたWSL-QS1000「SLO CAL Open at Morro Bay pres.by French Hospital Medical Center」が終了。セージ・エリクソンと小林 桂が勝利を収めた。今大会は北アメリカのチャレンジャーシリーズ出場権を争う大事な一戦のひとつ。

 

 

 

男子ファイナルは、小林桂とカム・リチャーズが対戦。小林はクイックスタートで序盤をリード。リチャーズは残り時間10分となってもスコアを掴めずに苦戦。

 

カリフォルニアのサンクレメンテの小林は、6.50でトップスコアを塗り替えて、残り5分でリチャーズにコンビネーションに追い込んだ。そして小林桂が、待望のキャリア2度目のQS優勝を果たした。

 

 

 

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「DSC(カリフォルニア・サンクレメンテにあるトレーニングセンター)で頑張ってきたことが報われ、とてもうれしいです。前回のピスモビーチの試合ではショックなことがあったし(R3で敗れ17位)、このコンテストでも、やってはいけないミスもあった。昨年はチャレンジャーシリーズの出場を僅差で逃したので、今年は絶対にそんなことはしたくありません。」と小林が言った。

 

 

カリフォルニア育ちの日本人プロサーファーである小林は、日本で開催されるJPSAツアーにも度々参戦して活躍。日本のみならず世界的に注目されるサーファーの一人である。

 

今回はクオーターファイナルでピズモビーチで準優勝したリーバイ・スローソンと戦い、セミファイナルでは地元のヒーロー、ブラデン・ジョーンズを破り、大活躍を見せた。

 

22歳の小林は、現在リージョナル・ランキングのトップに位置し、シーズン終了までにチャレンジャー・シリーズの出場権内に留まることを目指している。

 

優勝したセージ・エリクソン WSL / Runamuck Photography

 

女子のファイナルでは、チャンピオンシップツアー(CT)ベテランのセージ・エリクソンと実績あるQSチャージャーのレイラニ・マクゴナグルが対戦。ヒートベストとなる7.25(10点満点中)をスコアしたエリクソンが圧倒、2019年以来の優勝を果たした。

 

この結果は、エリクソンにとって大きなジャンプとなり、残り2つの重要なイベントを残してチャレンジャー・シリーズを射程圏内に捉えた。

 

 

次の北アメリカのQSイベントは3月3日から6日まで開催される男子QS 1,000「Cabarete Pro powered by Carumbula Surf House」女子は3月9日から13日まで開催されるQS 1,000「Ron Jon Quiksilver and Roxy Pro」 。

 

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2022/mqs/3948/slo-cal-open-at-morro-bay