2021年3月10日発売 Blue. 87号 は、「Surfer’s BODY 日々の努力は、からだで語れ」
「からだ」のこと。これまで数多くのリクエストをいただいていたにも関わらず、あえて一度も触れてこなかったテーマだ。 だって、想像してみて。ジェリー・ロペス、ジョエル・チューダー、ロブ・マチャド、ラスタ、ライアン・バーチ、クレイグ・アンダーソン……世代を問わず、スタイルを証明してきたサーファーたちはマッチョだろうか? 舞台裏で汗を流す姿を発信してきただろうか? そう、どちらもノーだ。
彼らのからだは一見して驚くようなものじゃない。けれど、きっと芯は強いはずで、ハードな波にもチャージする。そして、彼らが自分らしさを示す舞台は、あくまでも波の上 。ジェリーのヨガや、ジョエルの柔術は、それそのものが自身の生き方を彩るものであり、視点はまた別だろう。
結論として、Blue.がこのテーマを深掘りしてこなかったのは、サーフィンを生き方として、人生の彩とするスタイルマスターたちに影響を受けてきたからだ。
一方で、理解もできる。私たち一般サーファーは、彼らのようにサーフィンを軸に生きるのは難しい。日々の中心には仕事があり、限られた休日や早朝に波があることを願う日々。「サーフィンのからだはサーフィンで作る」というハードルは高い。つまり、海にいない時間を隠れた努力に費やす必要性を感じているのは、むしろ私たちのほうなのだ。
だから思いきって、このテーマを直視してみることにした。ただし、サーフィンの楽しみ方が無限であるように、からだとの向き合い方も人それぞれ。正解はない。言えることがあるとすれば、サーフィンにしろ、からだづくりにしろ、努力した分だけ自分自身が磨かれるということ。
心 ・技 ・体 。サーフィンはそのすべてがいつわりなく試される。どうせ語るなら、言葉ではなくからだで、波を相手に語り合おうぜ。
「Surfer’s Body」 特集コンテンツ
◎サーフィンにはどんな能力や筋力が必 要なのか?
◎スポーツ的 サーフィン考察
◎え?サーフィンってからだにわるいの?
◎あのサーファーたちのからだづくり
◎6大ファクター徹底解説 [呼吸・柔軟性・体幹・姿勢・回復・パドリング]
プロサーファー・ヨギー・トレーナーそれぞれの視点
◎最 高 のパフォーマンスは「食 」にあり!
◎エキスパートたちの「心 」との向 き合 い方
◎クロストレーニングで進 化 する
◎Q&A/先 輩 たちのまごころアンサー
Blue. 87 CONTENTS
Blue. vol.87
「Surfer’s BODY 日々の努力は、からだで語れ」
2021 年3月10日 On Sale ¥1.073+tax
More Info