2020年12月7日、ハワイ・オアフ島ノースショアで、2度のWSL世界チャンピオンのガブリエル・メディーナは、彼のメインスポンサーであるリップカールと更なる5年間の契約更新をした。
メディーナはリップカールに12年間在籍しており、この契約により、3度目のWSL世界タイトルを目指して、リップカールライダーとして邁進していく。
「リップカールと僕は長い間一緒にいて、お互いをよく知っています。我々は互いに多くのリスペクトとサポートを持っており、リップカールはこれまでも、これからもずっとサーフカンパニーです。」 とメディーナは言った。
新型コロナウイルスの影響で、2020年のワールドサーフィンツアーがキャンセルになり、サーフィン界がパイプマスターズでの再開を持ち望んでいる。そんな中でパイプラインのスペシャリストであるメディーナは、自分の得意とする場所でのショーを始める準備ができている。
バンザイ・パイプラインでは、最強の選手の1人として知られているメディーナ。この波でのメディーナは多くの歴史を刻んできた。
メディーナが2014年と2018年に2度の世界タイトルを獲得したのは、このパイプマスターズであり、WSLによると、彼はパイプラインで最も高い勝率を保持している。
「僕はパイプの波が大好きなんです。ツアーを再開して、また精一杯サーフィンしたいですね。自分は準備万端ですよ。」
リップカールは、「2021年の世界タイトルのレースが再開され、メディーナの3番目の世界タイトル・ハントが始まるときに、この強力なグーフィーフッターとともにいれることを誇りに思っています。」とコメント。
メディーナは、2021年に開催される東京オリンピックでもブラジル代表選手として出場予定で、そこでも活躍も大いに期待されている。彼の目標は、これまでに達成されたことのない偉業である、1年間で金メダルと世界タイトルを獲得することなのだ。
今シーズンもメディーナがどんな活躍を見せるのか注目していきたい。