2度の世界チャンピオンサーファーであるジョン・ジョン・フローレンスが、アパレル・カンパニー「FLORENCE MARINE X(フローレンス・マリンX)」をハーレー創始者であるボブ・ハーレーと一緒にスタートさせた事を発表した。
今年頭に発表されたジョン・ジョン・フローレンスとハーレーの契約解消。ナイキ(NIKE)が、傘下であったハーレーを米国の投資会社ブルースター・アライアンスに売却したのが事の発端。
ジョン・ジョンをはじめ、ロブ・マチャドなどのトップライダーたちがハーレーから離脱する形を強いられ、コロナ不況に新しいスポンサーが見つけられずにいた。
ジョン・ジョンのメインスポンサーについては様々な噂が飛び交ったが、カタマランで旅に出るなど、環境保護などに強い興味を抱いいていた彼は、そんなプロダクトを自ら作り出す道を選んだ。
「長年の友人で業界のリーダーであるとともに、常に私にインスピレーションを与えてくれたボブ・ハーレー(ハーレー創始者)と一緒にアパレルブランド、フローレンス・マリンXを立ち上げることを嬉しく思います。
これから、やりながら多くのことを学んでいく事は、大きな挑戦になると思います。海で育ち、いつもアウトドアにいた僕にとっては、この機会を得られた事は夢のようです!
僕たちの目標は、海と陸を保護するために最善を尽くしながら、アウトドアで自然の中で成長するためのモチベーションを高めるものを創ること。今後の過程を楽しみにしています。この新しい冒険を一緒にフォローしてください。」とフローレンスは言った。
フローレンス・マリンXのマリンXの部分は、海洋探査を表しているという。自分たちのフィールドである様々な環境の条件に対応できるアウターウェアを作ることに本当に興奮しているとコメント。 彼は常にパタゴニアやヘリーハンセンなどのブランドからインスピレーションを得てきたそうだ。
2020年1月に、ジョンを追うように自ら立ち上げた「ハーレー」を離れたボブ・ハーレーは「Kandui Holdings LLC」を設立。ジョンとパートナーシップを結んでフローレンス・マリンXがスタートした。
「私たちはジョンとの、この旅を精力的にスタートさせています。ジョンの好奇心やビジョン、そして冒険心は卓越したものがありますからね。以前も同じチームに所属していたので、本当に楽しかったし、これからも本当に楽しみです」とボブ・ハーレーは言った。
フローレンス・マリンXは、2021年春からメンズアパレル、ウェットスーツ、ボードショーツなどを幅広く発売する予定だ。
オフィシャルサイト:https://www.florencemarinex.com/
and @Florence_Marine_X.