オーストラリアのケアヒ・デ・アボイティスは、4度のカイトサーフィン世界チャンピオン。 そんな彼のカイトサーフィンによる度肝を抜くバレルライドの映像が公開されて注目を浴びている。
ケアヒは、ビッグウェイバーとしても有名なハワイのカイ・レニーのようなオールラウンド・ウォーターマンで、スタンドアップ・パドルボードでも驚くようなテールブラストを見せ、ビッグウェイブにもチャージを見せる。
「トンネル・ビジョン」というタイトルのこの24分の作品では、彼が様々なボードでのテクニックを披露するが、カイトサーフィンでのチューブスキルが最も印象的だ。とはいえ、タイトル通り、チューブの中を疾走する映像が物凄い。後半のロングバレルは見ている側が息が詰まりそうになるほど。
スラブをナビゲートするには、サーフボードでは十分なチャレンジではないかのように、彼はカイトを空にホールドしながらバレルを出入する。キラのパンピングからスケルトンベイまで、未だかつて見たことのないカイトサーフィンは衝撃的だ。
ケアヒにとってカイトサーフィンは、サーフィンの延長であり、できるだけ多くの時間を海で過ごす方法に過ぎない。