5月14日、8都道府県(北海道、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都)を除く39県について緊急事態宣言が解除され、一般社団法人日本サーフィン連盟が声明を発表。
毎年8月に開催されてきた「全日本サーフィン選手権大会」について、今年度は新型コロナウイルスの影響を鑑み、開催地とも協議を重ねた結果、例年通り開催は不可能であるとの判断し開催中止を決定した。
アマチュアサーファー・ナンバーワンを決定する「全日本サーフィン選手権大会」は日本で最も伝統と権威あるサーフィン大会として、過去50年以上にわたり全国各地で開催されてきた。
日本サーフィン連盟正会員約11,000人が参加する各地域の支部予選大会で選抜された1,000 名を超える選手が出場し、アマチュアサーファーの全日本チャンピオンを決定する大会として位置付けられ、国際大会の日本代表候補選手の選考にも大きく影響する日本のサーフィン界最大のイベントである。
また、日本サーフィン連盟では、新型コロナウイルス感染拡大の収束後に向け、新たな生活様式に適応した、主催大会、講習会、イベントを検討中。参加人数の縮小や日程の短期化など、主催大会についても新たな形式での開催を目指している。
政府が5月21日に改めて解除の可否を判断する見通しであることから、日本サーフィン連盟としてもインフォメーションを発信していく予定だ。