1969年にオーストラリアでスタートした世界のリーディング・サーフブランドのひとつである「RIP CURL 」は、 90年代はじめに、サーフィンの根底に在る、サーファーが本当に望む普遍の真理を模索していた。

 

 

その答えを探るべく、当時では未知の領域の多かったインドネシアのボートトリップを敢行した。そこで彼らは、サーファーとしての究極のライフスタイルを見出し、「The Search」というコンセプトを誕生させ、リップカールの企業イメージをサーフィンの世界で確立したのである。

 

 

「The Search」ザ・サーチとは、「リップカール」を支える原動力なのである。そのすべては純粋に波を探し求め、最高のライディングを楽しむことにある。今回、新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が求められる中、リップカールが「Rip Curl Presents: Search Week」と題し、過去のベストな「The Search」トリップを紹介していく。

 

 

第1回は、2011年3月、サーフィン界のレジェンドであるトム・カレン率いるリップ・カール・インターナショナル・チーム・ライダーのブルーノ・サントス、ディーン・ブレイディ、タイラー・ラロンディ、オニー・アンワーは、セブン・ゴーストとして知られている村に隣接する川で、新たに発見されたパーフェクト・ウェイブでサーフィンをするというミッションを遂行するため、インドネシアの奥地を訪ねた。

 

 

このリップカールのプロジェクトで世界的に有名となったスマトラのチョコレート・バレル。この波は潮の干満によって起こる現象で、上げ潮の最先端が、川や湾の流れを逆流し、移動しながら波を形成する。

 

 

この「BONO」の波が発見されたのは、2010年の秋のニュームーンのときだった。リバーサーフィンはアマゾンのポロロッカや、中国のシルバードラゴンなども知られているが、波のクオリティは他の場所に比べ、かなり良さそうだが、それは2011年以来、姿を表さないという。

 

 

協力:リップカールジャパン株式会社:http://ripcurl-jp.com/