ニューカッスルNSW /オーストラリア、メレウェザービーチ(2020年3月3日、火曜日)オーストラリアのNSW州ニューカッスルのメレウェザー・ビーチで開催中の男女QS5000「サーフェスト・ニューカッスル・プロ」&「ドイル・パートナーズ・ウイメンズプロ」大会2日目。
本日は、昨日のエピック・コンディションから一転してサイズダウンし、風も悪い中で女子のラウンド1からスタート。
H3の西元エミリーは、ヒート前半リードするアラナ・ブランチャードに、得意のバックハンド・アタックで5.23をスコアして2位につける。後半に入りドミニカ・バロナがパワフル・バックハンドでトップに。西元は、ラストウェイブでバックアップを3.67に塗り替えて2位でラウンドアップを決めた。
H10の大村奈央は、ヒート後半まで3位を強いられていたが、ヒート後半にフォアハンドでクローズアウト・リエントリーを決めて3.43をスコアし2位に浮上。残り5分でホローセットにチャージ。難しいインサイドのセクションもメイクして5.00をスコア。2位でラウンドアップを決めた。
H11には今回のQS3000で5位と調子を上げている松田詩野が登場。松田はスタートから3.50。2.57でバックアップするも3位を強いられる。残り10分でセットのライトブレイクをつかんだ松田はバックハンドでオフザリップを決めて5.07をスコア。2位に浮上して、そのポジションをキープしてラウンドアップを決めた。
そのまま女子のラウンド2が行われたが、ヒート3の途中でサメ騒ぎでヒートは一時中断となった。
安全が確認され、試合再開後、ラウンド2のH4で西元エミリーは、ヒート後半まで2位のぽじしょんにいた。しかし優先権を持つチャーリー・ハーストに対して、セカンド・プライオリティの西元が奥から波にテイクオフ。優先権のハーストのライディングを妨害したとインターフェアを取られる痛恨のミス。勝てた試合だけに悔しい敗退となった。
H6では野中美波と川合美乃里が同じヒートで対戦。川合がヒート開始早々にビッグ・ファーストターンで5.83をスコア。素晴らしいスタートダッシュを見せる。その後もチャージを見せる川合はヒートをリード。3位に付けていた野中は、残り時間10分でグッドセットを掴み、素晴らしいボードコントロールでインサイドまでつなぐコンビネーションサーフィンを披露。6.43をスコアして一気にトップに躍り出る。
残り3分を切り、バックアップが低く3位と追い込まれた川合だが、ラストウェイブでキレのある3ビッグターンを連続でメイク。5.93をスコアしトップに躍り出て、2位の野中とともにラウンドアップを決めた。
本日はH8で終了。明日、試合が再開されればH9で黒川日菜子と大村奈央が同じヒートで対戦。H10に橋本恋、H12に松田詩野。ラウンド3はH2で前田マヒナと脇田紗良が同じヒート。野中美波はH5、川合美乃里はH6にクレジットされている。
また男子が行われれば、ラウンド2のH5に大音凛太、H6稲葉玲王、H9新井洋人、H21大原洋人、H22村上舜がクレジットされている。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
https://www.worldsurfleague.com/events/2020/mqs/3471/surfest-newcastle-pro
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