ブロディ・セール(HAW)とキラ・ピンカートン(USA)がサンセット・プロ・ジュニアで優勝。

サンセットプロジュニアでで優勝したブロディ・セール(HAW)とキラ・ピンカートン(USA)WSL / Chlala

現地時間、2020年1月21日火曜日:ハワイ・オアフ島ノースショアのサンセット・ビーチでWSL男女「サンセット・プロ・ジュニア」が終了。ブロディ・セール(HAW)とキラ・ピンカートン(USA)が優勝した。

 

17歳のピンカートンは、圧倒的なパフォーマンスで、2年連続サンセット・プロ・ジュニアの優勝者であるガブリエラ・ブライアン(HAW)を破り優勝。

 

「これまでにファイナルの女子とはサーフィンをしたことがあり、彼女たちは皆とても良いサーフィンをしていて、プレッシャーはありませんでした」とピンカートンは言った。 「みんなが非常に良いサーフィンをしていることを知っていたので、私はビッグスコアを出せる、良い波を探していました。」

 

2018年の世界ジュニアチャンピオンであるピンカートンは、2021 CTクオリファイという最終目標を持ち、QSポイントを集めるために今年世界で戦いを続ける。好調なスタートを切ったピンカートンは、2週間前にコロナオープン・チャイナQS 5,000で9位になり、この勢いでオーストラリア店レッグへ向かう。

 

Pinkerton wins the 2020 Sunset Pro Junior
ピンカートンは5年ぶりにハワイのコンペに戻り、勝利を手に入れた。. WSL / Chlala

「特に5,000のような大きなイベントの後で、今シーズンのスタートを優勝できたことは本当に嬉しいです」と彼女は続けた。 「そして、オーストラリアに行って更に良い結果を出せればと思っています。」

 

Riccobuano earned 2nd place at the 2020 Sunset Pro Junior
レイラ・リコブアノはバックハンド・アタックで2位. WSL / Chlala

今回惜しくも4位となったサクラ・ジョンソンは、女子のベスト・シングル・ウェイブスコア7.25をマーク。ハレイワ出身のサクラ・ジョンソンは、ジョンジョンのコーチでも知られるであるロス・ウィリアムズ(HAW)と共にトレーニングを行っている期待のジュニアサーファーだ。

 

Pinkerton, Riccobuano, Bryan and Sakura Johnson
L to R: Kirra Pinkerton (1st), Leila Riccobuano (2nd), Gabriela Bryan (3rd) and Bettylou Sakura Johnson (4th). WSL / Chlala

 

男子では、ビッグアイランドのブロディ・セールがプロ初のファイナル進出にして初優勝を飾った。 ファイナルでは、マウイのジャクソン・バンチ(HAW)とオーシャン・マセード(HAW)、そしてノースショアのシオン・クロフォード(HAW)を抑えて勝利を手にした。

 

「初のファイナル進出で、初優勝です。とても嬉しいです」とセールは言った。 「素晴らしい選手がたくさん出場する中で、すべてのヒート、すべてのラウンドがやばかったです。自分のクオーターファイナルのヒートはこのリージョンにおける最高の男子が集まったヒートになりました。良い波を掴んだものが勝つことができるので、良い場所に身を置いて、波に乗ったらパフォーマンスするだけでした。シーズン開幕を最高な形でスタートを切れました。」

 

Sale wins the 2020 Sunset Pro Junior Sale had precise and polished turns that were a notch above the rest today. WSL / Chlala

WSLハワイ/タヒチヌイ・サーキットの次のプロ・ジュニア・イベントは、3月9日から13日にかけてタヒチで開催予定のパパラ・プロ・ジュニア。プロジュニア・シリーズのリージョナル・ランキングの男子上位3名と女子の上位2名が、今年11月に台湾で開催される予定の世界ジュニア・チャンピオンシップの参加資格を得ることになる。

 

Sale, Bunch, Crawford, Macedo L to R: Brodi Sale (1st), Jackson Bunch (2nd), Shion Crawford (3rd) and Ocean Macedo (4th). WSL / Chlala

 

 

昨年ジュニアで見事優勝を飾った日本の金沢呂偉 (JPN)は、今回ラウンド1を勝ち上がるもクオーターファイナルで惜しくも敗退。女子ジュニアでは都築虹帆、松永莉奈が日本から参戦。都築虹帆がラウンドアップするもセミファイナルで敗退となった。

 

明日からサイズアップが見込まれるサンセット。今回のQSイベントには、和氣俊介、松永大輝、和氣匠太朗、佐藤魁、鈴木仁、太田拓杜、金沢呂偉、岡村晃友がエントリー。

 

今シーズンはスタートから、海南島のQS5000で村上舜が優勝するなど、目覚しい活躍を見せる日本選手たち。今年も世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

サンセット・オープンとサンセット・プロジュニアのライブ・スコアリングは、WorldSurfLeague.comと無料のWSLアプリで利用可能。

 

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