17歳のピンカートンは、圧倒的なパフォーマンスで、2年連続サンセット・プロ・ジュニアの優勝者であるガブリエラ・ブライアン(HAW)を破り優勝。
「これまでにファイナルの女子とはサーフィンをしたことがあり、彼女たちは皆とても良いサーフィンをしていて、プレッシャーはありませんでした」とピンカートンは言った。 「みんなが非常に良いサーフィンをしていることを知っていたので、私はビッグスコアを出せる、良い波を探していました。」
2018年の世界ジュニアチャンピオンであるピンカートンは、2021 CTクオリファイという最終目標を持ち、QSポイントを集めるために今年世界で戦いを続ける。好調なスタートを切ったピンカートンは、2週間前にコロナオープン・チャイナQS 5,000で9位になり、この勢いでオーストラリア店レッグへ向かう。
「特に5,000のような大きなイベントの後で、今シーズンのスタートを優勝できたことは本当に嬉しいです」と彼女は続けた。 「そして、オーストラリアに行って更に良い結果を出せればと思っています。」
今回惜しくも4位となったサクラ・ジョンソンは、女子のベスト・シングル・ウェイブスコア7.25をマーク。ハレイワ出身のサクラ・ジョンソンは、ジョンジョンのコーチでも知られるであるロス・ウィリアムズ(HAW)と共にトレーニングを行っている期待のジュニアサーファーだ。
男子では、ビッグアイランドのブロディ・セールがプロ初のファイナル進出にして初優勝を飾った。 ファイナルでは、マウイのジャクソン・バンチ(HAW)とオーシャン・マセード(HAW)、そしてノースショアのシオン・クロフォード(HAW)を抑えて勝利を手にした。
「初のファイナル進出で、初優勝です。とても嬉しいです」とセールは言った。 「素晴らしい選手がたくさん出場する中で、すべてのヒート、すべてのラウンドがやばかったです。自分のクオーターファイナルのヒートはこのリージョンにおける最高の男子が集まったヒートになりました。良い波を掴んだものが勝つことができるので、良い場所に身を置いて、波に乗ったらパフォーマンスするだけでした。シーズン開幕を最高な形でスタートを切れました。」
WSLハワイ/タヒチヌイ・サーキットの次のプロ・ジュニア・イベントは、3月9日から13日にかけてタヒチで開催予定のパパラ・プロ・ジュニア。プロジュニア・シリーズのリージョナル・ランキングの男子上位3名と女子の上位2名が、今年11月に台湾で開催される予定の世界ジュニア・チャンピオンシップの参加資格を得ることになる。
昨年ジュニアで見事優勝を飾った日本の金沢呂偉 (JPN)は、今回ラウンド1を勝ち上がるもクオーターファイナルで惜しくも敗退。女子ジュニアでは都築虹帆、松永莉奈が日本から参戦。都築虹帆がラウンドアップするもセミファイナルで敗退となった。
明日からサイズアップが見込まれるサンセット。今回のQSイベントには、和氣俊介、松永大輝、和氣匠太朗、佐藤魁、鈴木仁、太田拓杜、金沢呂偉、岡村晃友がエントリー。
今シーズンはスタートから、海南島のQS5000で村上舜が優勝するなど、目覚しい活躍を見せる日本選手たち。今年も世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
サンセット・オープンとサンセット・プロジュニアのライブ・スコアリングは、WorldSurfLeague.comと無料のWSLアプリで利用可能。
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