稲葉怜王と大原洋人はラウンド2敗退。今季のCTクオリファイの夢叶わず。VANSワールドカップ大会2日

ハワイ・オアフ島ノースショア、サンセットビーチにて11月25日からウェイティングに入っていたトリプルクラウン第2戦目となるQS10000「Vans World cup of Surfing」が開幕。現地時間25日にラウンド1が行われ、27日の大会2日目にクリーンな6-8フィートのコンディションとなりラウンド2が行われた。

2019 Vans World Cup of Surfing – Day 2 Highlights | Triple Crown of Surfing | VANS

稲葉玲王 WSL / Tony Heff
大原洋人 WSL / Tony Heff

 

本日は、日本からは大原洋人と稲葉怜王がラウンド2に登場。CTクオリファイの希望を最終戦に託す大原洋人がH8、稲葉玲王がH13に登場。

 

稲葉玲王  WSL / Tony Heff

 

前回のハレイワが終了して、稲葉26位、大原43位とランキングを落とした。そして最後の望みをかけたサンセットで、奇跡のクオリファイを目指してチャージを見せたが、稲葉と大原共に4位で敗退。81位で今シーズン最終戦をフィニッシュした。

 

 

稲葉玲王は今シーズン序盤から、素晴らしい成績を続け、7月に南アフリカで行われたQS10000で9位となり、QS世界ランクでトップ5入りを果たした。しかし後半振るわず、クオリファイ圏内をキープすることはできなかった。

 

ツアーは1年間の長丁場。どれだけ前半に良い結果を残せても、年末に上位にいなければクオリファイはできない。最後までモチベーションを切らさず、戦い抜く強い体と心が求められる事と、CT入りという厳しい現実を改めて分からされた感じだ。

 

来年はオリンピックイヤー。日本のサーファーたちの士気も高まっている。CTでもう一人、日の丸をジャージの肩に付けて戦うサーファーを見る日を目指して、彼らの来シーズンの活躍を期待したい。がんばれ!稲葉玲王!がんばれ!大原洋人! がんばれ!日本!

 

ラウンド3からは五十嵐カノアが最終16ヒートに登場する。

 

 

現地時間28日は、サンクス・ギビングデイのホリデイのため試合はオフ。29日、30日はサイズダウン。12月1日はサイズアップとなり、2日も開催となる予報が出ている。

https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3172/vans-world-cup-of-surfing

https://www.vanstriplecrownofsurfing.com/vansworldcupofsurfing2019