大原洋人、西優司が高得点をマーク。JPSA最終戦「Trident Seafoods Chiba Ichinomiya Pro」大会初日

西優司

写真、リポート:山本貞彦 JPSAショートボード第7戦(最終戦)「Trident Seafoods Chiba Ichinomiya Pro」が千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下)で開幕した。

会場は朝から北東のオンショアが強く吹く。波のサイズは胸肩、セットで頭。サイズはあるものの、ワイドでダンパーブレイク。

明日は北上してくる台風の影響で、さらにジャンクで大雨と予想。ということで、今日は試合をダブルバンクで進行するとコール。プロトライアル男子、女子を全て終わらせ、プロ本戦の男子はR-1、女子はR-2までを終わらせた。

 

トライアルの結果。女子は全員敗退。男子は浦山斗希、飯田素宇、長沢侑磨、加藤優典、福井滉東、神田竜聖、軽部太氣、平坂光遵がラウンドアップし明日のR-2へ。今大会はR-4を勝ち上がれば、公認プロ資格を獲得できる。

 

新井洋人
WSL中心に世界を転戦する新井洋人。スケジュールの合間に久々にJPSAへ参戦。

2015年高知の生見で開催されたJPSAとASP(現、WSL)の共同イベント以来だ。この時は5位でフィニッシュし公認プロ資格を獲得するも、世界を回るということで手続きは辞退。なので、今回は再びプロトライアルラウンドからのスタート。

新井洋人を陰で支える父の俊樹さん

15分という試合の短さに「ちょっと焦った」というも、一度乗れば問題なし。R-1、R-2と難なくラウンドアップするも、R-3は棄権という結果に。

実は3日前の練習中に左足の腿に板を当てられ、筋肉を痛めていた。それがこのR-2の波乗り中に痛みがぶり返し、板を返すこともできない状態になってしまった。次戦はWSLのQS3000の台湾があるため、ここは早めにリタイアして治療に専念することに。お大事にです。

大原洋人
こちらもスケジュールが空いていたし、地元志田ということで、今年も参戦。洋人はやはり上手いね。志田ならなおさら。オンショアでも、波が全てわかっている。このチューブにトライしたのは洋人だけだった。

「乗る前はチューブじゃないかなと思って、エアのセクションになるかなと思ったんです。波もだんだん上がってきて、チューブ入れるかなぁと思ってやったんですが、メイクできてよかったです。ここのところシダの地形が悪くてダンパーだったんですが、今日みたいにオンショアの方が波が切れててよかったです。毎年この志田だけ出させてもらっているんですけど、良い結果を出せてないんで、今年こそはと出場を決めました。優勝目指して頑張ります。」

 

都筑百斗
こちらも久々のJPSA。宮崎の日向で見せた調子の良さもキープ。それにいつも練習している志田だし、思いっきり飛ばしていたな。今回も上位に食い込む予想。

西優司
WSL 宮崎日向での痛恨のインタフェアで敗退と残念な結果となったが、今回は万全の調整済み。怪我明けからの波乗りが楽しいというのが、こちらにも伝わる。あとはちゃんとプライオリティをチエックしましょう。

西元ジュリ
こちらも世界転戦組ながら、WSL 宮崎日向の大会からそのまま参戦。ジャンクなコンディションでも、サイズがあれば波乗りが冴える。女子のグラチャン争い(都築虹帆、宮坂麻衣子、須田那月、庵原美穂)のキーパーソンになるだろう。

川合美乃里
やはり今、住んでいる地元の大会ということで参戦。ここで練習しているだけに波もわかっている。彼女もグラチャンのキーマンになる存在。

丸山千朝
練習中に板を真っ二つのツーピース。調子の良かった板だけに残念のポーズ。試合は別の板で勝ち上がりました。

大村奈央
西元エミリ
藤沼佳太郎

今大会の冠スポンサーの「Trident Seafoods」
キッチンカーも出店して、選手、スタッフ、ギャラリーのお腹も満たしてくれています。ワンコインでミネストローネスープ&パン、プロテインヌードル&プロテインフィッシュなど。健康で栄養価満点の食事を提供。

 

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JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/