セノッス/ホセゴー/カップブルトン・ランド・ヌーヴェル-アキテーヌ・フランス(2019年10月8日火曜日):WSLチャンピオンシップツアー(CT)「クイックシルバー・プロ&ロキシー・プロ・フランス」は大会4日目までが終了。男子は、ラウンド3まで、女子はベスト4が決定した。
大会2日目には、エアリアルの腕を競い合う「2019 Red Bull Airborne」が開催。革新的な18人のサーファーをフィーチャーしたエアリアルのスペシャルイベントでファイナル進出を果たして優勝を決めたのはサンクレメンテ出身のイアン・クレーンだった。
ファイナルには、イアン・クレーン(USA)、ノミ・ミニョ(FRA)、グリフィン・コラピント(USA)、マキシム・フスナット(FRA)、フィン・マギル(HAW)、リーフ・ヘーゼルウッド(AUS)が進出。クレーンはファイナルスタート5分でフォアハンドのストレート・グラブ・エアをメイクして勝利をつかんだ。
Kelly Slater vs. Leonardo Fioravanti – Round of 32, Heat 12 – Quiksilver Pro France 2019
大会3日目の男子ラウンド3では、ランキング2位のフィリーペ・トリード(BRA)がクイックシルバー・ワイルドカードのマーク・ラコマー(FRA)に敗退する番狂わせが発生。また、肩の負傷で5イベントを欠場してたレオナルド・フィオラバンティ(ITA)が今回の復帰第1戦で、11Xワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)を終了間際の大逆転で下す大金星を挙げた。
ジャック・フリーストーンと対戦した日本の五十嵐カノア。
そして、ラウンド3でジャック・フリーストーンと対戦した日本の五十嵐カノア。ヒートは、ジャックがスタートからエアマニューバーで勝負を仕掛け、カノアはバレルで応戦。ヒート後半に入り、2位を強いられていたカノアは、ディープバレルのドギードアをこじ開けてをコンプリート。4.20をスコアしてトップを奪う。残り時間10分を切って、フリーストーンがバックハンドで4.23をスコア。ヒート終盤に逆転されてしまった。
Kanoa Igarashi vs. Jack Freestone – Round of 32, Heat 8 – Quiksilver Pro France 2019
ニード4.36と追い込まれたカノア。残り1分で起死回生のラストウェイブにテイクオフしたカノアは、バックハンドで大きなリエントリー。そしてクローズセクションもしっかりとコンプリートした。しかし、スコアは4.13と僅かに逆転ならず。水面を叩き悔しさを露わにした。五十嵐カノアは惜しくも今シーズン2度目の17位でフィニッシュとなった。
ロキシー・プロ・フランス・セミファイナル・マッチアップ:
SF 1:レイキー・ピーターソン(USA)対カリッサ・ムーア(HAW)
SF 2:ジョアン・ディフェイ(FRA)対キャロライン・マークス(USA)
ロキシー・プロ・フランス・クォーターファイナル結果:
QF 1:レイキー・ピーターソン(USA)12.60 def.マリア・マニュエル(HAW)9.77
QF 2:カリッサ・ムーア(HAW)15.60 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)8.83
QF 3:ジョアン・ディフェイ(FRA)15.40 def.サリー・フィッツギボンズ(AUS)9.26
QF 4:キャロライン・マークス(USA)12.57 def.コートニー・コンローグ(USA)8.16
クイックシルバー・プロ・フランス・ラウンド4組み合わせ:
ヒート1:ジョーディ・スミス(ZAF)対ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート2:イズキール・ラウ(HAW)対ライアン・カリナン(AUS)
ヒート3:マーク・ラコマー(FRA)対ウェイド・カーマイケル(AUS)
ヒート4:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対ジャック・フリーストーン(AUS)
ヒート5:ガブリエル・メディーナ(BRA)対エイドリアン・バカン(AUS)
ヒート6:セス・モニーツ(HAW)対レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート7:コロへ・アンディーノ(USA)対ヤゴ・ドラ(BRA)
ヒート8:ミシェル・ボレーズ(FRA)対イタロ・フェレイラ(BRA)
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mct/2923/quiksilver-pro-france