写真、リポート:山本貞彦 鹿児島県種子島で開催中のJPSAジャパンプロサーフィンツアー2019 ショートボード第5戦「サーフアイランド種子島プロ」は大会2日目。
今朝はいきなりの豪雨で選手、スタッフは大わらわ。雨の中、スタンバイして6時45分から試合がスタート。予報は1日雨だったが、なぜか曇りで時折、晴れ間も。風は1日中オフで強く吹く。
肝心の波は台風からのスウェルが届いて、カタ、アタマ。潮が上げに向かう朝の時間と潮が引いた夕方は頭半以上のセットが押し寄せた。波は左から入るレフト、正面から入るライト、それが潮の時間帯で大きく変わるため波の選択が難しい。この判断で勝敗は大きく分かれた。
今日は昨日残した本戦男子のR-1のH-5から始まり、男子はR-3まででベスト16。女子もR-3まで終了し、ベスト8が選出された。
昨日から勝ち残っていたプロトライアル組、アマシード組とも規定のラウンド(今大会はR-2)まで進んだのは、松原渚生と砂地祐哉の2人。しかし、セカンドシードの壁は厚く、このラウンドを勝ち上がれず残念ながら敗退。公認プロ資格獲得は次回の挑戦となった。
西元ジュリ
女子の試合の時間帯は波のサイズも大きく選手によってはノーライドも。しかし、ハワイ育ちのジュリは果敢に攻めてエクセレントの9点ライド。女子でただ一人ボードコントロールができていた。
須田那月
波の選択に迷ったか、全く乗らず。試合も終了間近で4位。誰もがこのまま敗退かと思った矢先、ここから反撃のライディング。ライト、レフトと立て続けに波を見つけて会心の演技で逆転ラウンドアップ。さすがローカル。
弟の喬士郎、地元応援団も歓声と拍手。
山口輝行
スポンサーシードでR-2からの出場。ローカルの意地を見せたいとこだったが、点が伸びず。でも、キレのある波乗りは健在。
都築虹帆
この小さい体のどこにパワーがあるのか。大きい波にも果敢にチャレンジ。最後は笑顔で上がってきたのは驚いた。本当にサーフィンが好きで、コンペが好きなんだ。これは強くなるぞ。
今日の波はライディング終えると、一度浜に上がり走ってパドルバックの繰り返し。体力勝負です。
辻裕次郎
みんなが見えていない、見ていない波でチューブインはさすが。でも、抜けられずポイントは伸びず、R-3で敗退。最後まで自分のスタイルで試合をすること。これが裕次郎。カッコイイです。
渡辺寛
寛ちゃんの良いとこ出まくり。やはりでかい、パワーのある波だと映えるね。キレも抜群。
大野修聖
単発だったことが残念だったけど、技の一つ、一つはすごかった。これはマーさんにしかできないね。
金尾玲生、和光大、小嶋海生
この3人が今回の試合、旅のバディ。動画も撮って、Vlogでアップ中。
西元ジュリ、大澤宥南、松永莉奈
試合が終わって女子会タイム。
小川直久
試合は負けたけど、いつも爽やか。「今日は試合でドルフィン100回はやりましたよ(笑)。」
前回の茨城では久しぶりに表彰台に上がり3位入賞を果たした仲村拓久未。今回の種子島でもパワー全開でベスト16進出。「2年ぶりに来た大好きな種子島で優勝したい」とコメント。
R1から勝ち続けた村上蓮もR3で惜しくも敗退。
種子島出身の須田喬士郎はLシードでR2から出場。R3では僅差で敗れた。
新島の3位から好調な村田嵐。今回もベスト16へ勝ち上がった。
新島で準優勝した西修司もベスト16進出。
「調子良い板を折ってしまったんんですけど、今回は波もあるし、種子島は相性も良いので、頑張りたいですね。」と安井拓海
昨年のイベントチャンピオンである河谷佐助。「神様に波来いってお願いしたらきました。2連覇狙ってます。大阪魂でぶちかまします」とコメント。
明日は7:00AMに能野海水浴場に集合。
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