写真、リポート:山本貞彦 JPSAジャパンプロサーフィンツアー2019 ショートボード第4戦「第24回 I.S.U茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」は大会2日目。
今日はプロトライアルの続きから。男子R-3、R-4、女子R-1、R-2を進行し、本戦へ。本戦は男子、女子ともR-1まで行って今日のスケジュールは終了した。
天気は曇りから雨、気温は下がらず蒸す。会場の磯場ポイントの朝一の波はヒザモモ。前線に風も阻まれ、ウネリの元もなし。今日の潮回りが大潮なので、その満ち引きが頼みの綱。今日の引きが9時55分。その引きに向かう時が一番サイズがあった。
引きいっぱいだと岩が顔を出し、岩を避けながらの演技。上げると割れづらくなり、肩もない波で1アクションが限度。今日も選手は波のコンディションに翻弄された。
プロトライアル男子 R-3H-4 多谷俊亮は12点以上の12.17ポイントを出し、公認プロ資格を獲得。本戦女子 R-1H-1浅羽美波は規定のラウンド(今大会はR-1)を勝ち上がり、公認プロ資格を獲得。
公認プロ資格獲得者
男子:多谷俊亮
女子:浅羽美波
多谷俊亮
湘南藤沢が地元。善家尚史の直属の後輩。2年目でプロ合格となった。R-1では同ヒートで揃って、ラウンドアップ。おめでとう!
浅羽美波
大阪出身。彼女もプロトライアルに挑戦して、2年目でゲット。女子には厳しい波ながら、攻め続けて嬉しい合格を手に入れた。
プロトライアル挑戦組でR-1を勝ち上がったのは、男子で藤沼佳太郎、加藤優典、福井滉東、多谷俊亮(多谷は12点以上で合格)の4人。明日の試合で、12点以上かR-3を勝ち上がれば、公認プロ資格を獲得できる。ガンバ!
小林桂
バリ以来の参戦。前日までの小波の練習はクイックサーフ。それでも癖のある波をダイナミックに料理してラウンドアップは見事。
大橋海人
試合中にセンターフィンをロスト。小嶋海生が走って交換の板を渡すも、追い上げには時間が足りなかった。
井上達貴
地元大会で久しぶりのJPSA参戦。逆転されるも、サーフィンの上手さは健在。
平原颯馬
僅差の戦い方も覚えたか。点が伸びない中で、焦らずに自分のサーフィンを心掛けたことが明日へつないだ。
都築虹帆
今日の最終ヒート。波が来ないし、来ればはショアブレイク。1点台の戦いに焦れて、一人左へ。それでも早い波に合わせて技を仕掛ける。河村海沙コーチのアドバイスだけでなく、この現場での積極性が今期の活躍を裏付けている。
川瀬新波
一発逆転の技と大胆さ。コンペに必要な勝負強さを持ち合わせている。
磯場ポイント パート2
この岩々が曲者。選手はこれを避けながら技を仕掛ける。
加藤翔平
岡村晃友
善家尚史
大澤伸幸
小林稜生
飛田剛
森川裕平
岩淵優太
大澤宥南
須田那月
松永莉奈
小川葉良
増田来希
田中透生
加藤里菜
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