田岡なつみ「ボードマスターズ・ロングボード・プロ」で準優勝。田中大貴はQS1000で5位。

WSL / Laurent Masurel

イングランド南西部コーンウォール地方にある、フィストラル・ビーチで開催された、WSL男女QS1,000イベント「ボードマスターズ・クイックシルバー・ロキシーオープン」と「ボードマスターズ・ロングボード・プロ」が終了。

Wins and Celebrations on Finals Day at Fistral, 2019 Boardmasters Highlights Day 4

 

「ボードマスターズ・ロングボード・プロ」で、日本の田岡なつみが準優勝した。今回、田岡なつみは、ロングボードとQSのダブルエントリーをして、ロングボードでファイナル進出。フランスのアリス・リモンと優勝をかけて対戦した。

 

田岡なつみ WSL / Laurent Masurel

 

最初の17分は、田岡が良い波を掴んでリード。しかし残り時間8分で、4度のヨーロピアン・タイトル保持者であるアリスが素晴らしいノーズライドを披露して、エクセレントの8.5をスコアし大逆転優勝。

 

田岡なつみは、このフィストラルでの準優勝という結果を持って、2週間後にスペインで行われるWSLロングボード・ツアーの次なるビッグイベント「ガリシア・ロングボード・クラシック」へ挑む。

 

田中大貴 WSL / Laurent Masurel

 

QSイベントでラウンド4を1位通過した田中大貴は、ラウンド5でも2本の6ポイントを揃えて、13.50のヒートトータルで1位通過。

 

クオーターファイナル進出を果たし、今回優勝したドイツのレオン・グラッツァーと対戦。2本の5ポイントをスコアした田中だったが、エクセレント・レンジのスコアを2本揃えたレオンにコンビネーションで敗退。今回は5位でフィニッシュとなった。

 

「5位でフィニッシュしました。次はフランスで試合があります。気持ち切り替えて次も集中して頑張ります。」と田中大貴が自身のSNSでコメント。

 

次の彼らの戦いは8月13日火曜日から18日まで、フランスのラカナウで開催されるQS1,500「Caraibosラカナウ・プロ」。このイベントには、今回に続き、田中大貴、山中海輝、野呂海利の3名と女子は前田マヒナが参戦。がんばれ!日本!

 

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3089/quiksilver-open