今年は開催なるか。伝説のコンテスト「イナムラ・サーフィンクラシック」「洋之介メモリアルカップ」

 

今朝、台風8号「フランシスコ」が発生。今後、北西に進む予想だ。今年の7月は梅雨寒、梅雨が明けるといきなりの猛烈な暑さに見舞われている日本列島。気象庁が発表した1か月予報によると、今年は平年以上に残暑が厳しい見込みらしいが、サーファーたちに恵の波がもたらされ、日本のサーフシーンが盛り上がって欲しい。

 

 

そんな中で、今年も神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎で行われる、伝説のビッグウェーブ・コンテスト、「イナムラ・サーフィンクラシック」がウェイティングに入った。ウェイティング期間は7月15日~10月15日。実行委員会が開催に相応しい波がたつかどうかを判断し、2日前に試合開催を決定する。

 

 

また2014年から運営がスタートした「洋之介メモリアルカップ 葉山ビッグウェーブコンテスト」。今年も2019年8月1日~10月31日をウエイティング期間とし、葉山公園・葉山大浜海岸沖(YONO PEAK)でビックウェイブ・サーフィンコンテスト開催にふさわしい条件を満たした波を待つ。

 

この日本のサーフシーンにおけるビッグウェーブ・コンテストの先駆けである「イナムラ・サーフィンクラシック」は、伝説の大波を待って2013年に24年ぶりに開催。それ以来、開催されず、まさに伝説となっている。

 

また、「洋之介メモリアルカップ 葉山ビッグウェーブコンテスト」は、2006年1月2日に葉山の海で逝った若きビッグウェイバー/ウォーターマン佐久間洋之介のメモリアルイベントとして2014年にスタートを切ったが、大会としては正式に一度も開催されていない。

 

ハワイのワイメアで行われるエディ・アイカウしかり、一定のコンディションにならないと開催しない、これらのイベントは、波のコンディションだけでなく、それに携わる多くの要因がマッチしなくては開催出来ないため、開催まで漕ぎ着けるのは至難の技なのである。

 

だからこそ、その全てがマッチして開催された時は素晴らしいものとなる。サーフィンのルーツともいうべき大波乗りに挑むサーファーたちの勇姿が、今年は見ることが出来るのだろうか。それは神のみぞ知るといったところ。多くの人が待ち焦がれている大会開催なるか。

 

 

http://inamuraclassic.com/

 

https://www.yonosuke-memorialcup.com/