写真、リポート:山本貞彦 WSL Men‘sQS6000、Women‘sQS1000、Super Kids Challenge「Ichinomiya Chiba Open」は千葉一宮釣ヶ先海岸(志田下)で開催。
本日4月29日(日)大会第1日目。今日は明日からの本戦に向けての男子ジャパントライアルとスーパーキッズチャレンジが行われた。
会場の天気は晴れ。風は北西のサイドオフで強く吹く。波は肩から胸ぐらいか。正面右は地形が良くないせいか厚め。なので、選手は左奥を選択。ただ、ワイドで早めのブレイクでポジションニングが難しい。志田らしい波といえば良いか。
この波を上手く攻略できていたのは堀越力、伊東李安琉。4マンプライオリティーでありながら、どんどん波を掴んでいく。攻めに攻めてラウンドアップしていく。
逆に全く合っていなかったのが、安井拓海。JPSAバリで優勝した勢いで今大会も行くかと思いきや、リズムに乗れずワイプアウトで自滅。
また、岩見天獅もJPSAバリで公認プロ資格を獲得。地元ということもあり、ノリノリで攻めるかと思いきや、サーフィンが重い。体格差はあるものの、思うほど演技に点は伸びずに敗退となった。
今日の決勝はその堀越力、伊東李安琉に加え、金沢呂偉、平原颯馬という組み合わせ。
伊東李安琉はバレルがあればチューブ、波が張ってくればエアーとバリエーションを見せて優勝。
続いて金沢呂偉がリズム良く、スムースなサーフィンで勝ち上がるかと思いきや、平原颯馬が最後の最後で逆転。
際どいとこを攻められるようになったことも勝因か。また、コンペの大切な「最後まで諦めない」を実践して、2位を確定。これで伊東李安琉とともに、本戦出場を決めた。
ジャパントライアル
優勝:伊東李安琉
2位:平原颯馬
3位:金沢呂偉
4位:堀越力
「スーパーキッズチャレンジ」はカデットクラス(U-16)のR-1とグロムクラス(U-12)のクォーターファイナルが行われた。カデットでも伊東李安琉、金沢呂偉、加藤翔平は順当、矢作紋乃丞、鈴木耀竣とともに勝ち上がり。
岩見天獅も昨年の同大会のディフェンディングチャンプとして、積極的に攻めて逃げ切った。
グロムは渡辺壱孔、山本來夢、酒井仙太郎がスキルの高さを見せていたが、オーストラリアのMannix Squiers が8.50、8.00でトータル16.50ポイントとぶっちぎりの強さでラウンドアップ。
「スーパーキッズチャレンジ」はここまでのヒートで試合は休止。この続きは5/4 ,5のどちらかに再開予定となる。日程は事前に大会インフォメーションに告知となるので、要チエック。
明日のファーストコールは朝7:00AM。男女共スタンバイ。
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