写真、リポート:山本貞彦 インドネシア、バリ島で開催中のJPSAショートボード第1戦「ガルーダ・インドネシア/旅工房ムラサキプロ supported by 秀吉内装」は大会4日目。
本日は男子のR-4からQFまで。それとバリ・日本親善試合のR-1からSFまでを行った。
今日の会場の朝の波は3-4ft、セットで5ft。流れも入り、ボヨボヨと乗りづらい。引き過ぎということで、試合開始を30分送らせ、7時30分スタート。潮が動き出せばスウェルも上がり出し、6-7ft、セットで8ftのチューブの波も入り出す。ただ、数は少ないので、どこまで待てるか。
このでかいチューブを待っていたのが、松岡慧斗、大澤伸幸、田中英義ら。こだわりすぎて抜けられず、待ち過ぎでタイムアップ。残念ながらR-4で姿を消した。
結局、ミドルの波が一番良くて、インサイドまで繋げるし、小ぶりながらチューブの波も入る。これでグッドスコアが出るから、戦略としてはこちらが’正解。いつものクラマスの風で面はガタガタながら
和井田理央、仲村拓久未、大橋海人、高橋健人らがこの作戦で難なくラウンドアップ。
手こずったけど、QFを大逆転で勝ち上がったのが、小川幸男と安井拓海。
追い込まれての勝負強さはさすがです。
大橋海人
今日の一番最初のヒート。チューブになる波があまりないと分かれば、アクションに作戦変更。その切り替えが早くできるのは、テクニックがあるからこそ。QFでは最後にバレルをメイクしてエクセレントをスコアしてラウンドアップ。
中村昭太
ジャッジで今大会は参加。だけど、チューブとなれば毎朝の波乗りは欠かさない。試合前のテストパイロット(笑)。
高梨直人
バックサイドの上がりとこのキレ。これが続けば勝ち上がってた。ただ波自体が尻すぼみだったので、技が続かず。
安井拓海
波のパワーをフルに使える脚力。過信しなければ、今年も優勝はあるかも。
高橋健人
試合運びが上手くなった。昨年の優勝が大きく成長の糧になった証拠。今年も楽しみな存在。
小川幸男
QFでは海から上がってからの雄叫び。最後まで諦めない。根っからのコンペティターだな。ボードキャリーを買って出てくれた兄の小川直久とがっちり握手で笑顔。
大野修聖
この体勢でもチューブのポジションキープ。最後は波に潰されたけど、どんだけ腹筋鍛えてんだ。
澤村康生
R-4から勝ち上がるとともに、調子も上がってきた。チューブテクニックもあるから、明日も期待。今大会の台風の目となることができるか。
川俣海徳と河村海沙
ノンプライオリティでのインターフェアは2本目が50%カットになります。
バリ・日本親善試合のFinalistは下記の通り。
Mega Artana
Dedi Santoso
Agus Frimanto
田中英義
明日は会場のクラマスに7時集合。男子のセミファイナル、ファイナル、バリ・日本親善試合のファイナルが行われます。試合終了後には表彰式を行い、午後にはロングボード第1戦がスタート。まずはプロトライアルから。お楽しみに。
– 大会スケジュール –
4月19日〜23日:ショートボード
4月23日〜25日:ロングボード
※ロング・ショートともにプロトライアル開催
サーフメディアは今シーズンも現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!
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ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/
JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/