写真、リポート:山本貞彦 インドネシア、バリ島で開催されているJPSAショートボード第1戦「ガルーダ・インドネシア/旅工房ムラサキプロ supported by 秀吉内装」は大会第3日目。
今日の会場の波は2-3ft。朝一が引きいっぱいで、上げ込みによってサイズアップの3-4ft、時たま入るセットで5ft。男子はR-3の8ヒートだけを行い、明日からサイズアップということで、女子はR-2からファイナルまで行った。
女子の結果は下記の通り。
優勝:宮坂麻衣子
2位:都築虹帆
3位:庵原美穂
4位:丸山千朝
また、公認プロ資格は規定のラウンド(今大会はR-2)を勝ち上がったということで、伊藤ななみ、丸山千朝の2名が獲得。
宮坂麻衣子が開幕戦で優勝。
宮坂麻衣子
ヒートを追うごとに、調子を上げて最後までフルスロットル。決勝は潮が引きに変わり、風も入った難しいコンディション。それでも、バックサイドのキレは冴え渡り、ぶっちぎりで優勝を決めた。おめでとう!
都築虹帆
ミスも多かったけど、攻めまくりの演技が高評価。まだ若いし、コンペ人生も始まったばかり。失うものはないのだから、このままどんどん進んで欲しい。まだ脚力がないから仕方ないけど、レールを抜いて板を回す時があるからクセにならないようにね。
庵原美穂
R-3ではまさかの敗退がよぎった。波が選べてないし、ポジションも悪かった。あとで聞いたら「迷子になった」と(笑)。それでも帳尻合わすのがベテランのなす技。ファイナルでは決めきれなかったが、今年も存在感を示した。
丸山千朝
期待通りの新人。プロ公認資格を獲得して、そのまま決勝まで。スピードが持ち味か。日本の試合に慣れれば、常勝は間違いない。
鈴木姫七
宿で出されていた水が当たってお腹壊したとのこと。それでもセミまで頑張った。体調万全だったら、もっと上を狙えた。次はガンバです。
野呂玲花
昨年からの勢いは衰えず。このまま行くかと思いきや、海から上がるときにウニを踏むアクシデント。気をつけてね。
須田那月
サーフィンの調子は悪くないように思えたけど。板の取り回しも良かったし。あとはメンタルなのか。
渡辺愛
昨年の同大会は4位。パワーある波だと地力が増す。課題は波のセレクトと試合の組み立て。それならもっと上位を狙える。
和井田理央
今日も間違いない。エクセレントを出して、トップ通過。
大橋海人
身体が一回り大きくなったか。サーフィンもパワフル。男子の1ヒート目でスタート直後に即チューブインでエクセレントの9.17ポイント。「狙ったてた」というけど、それができる繊細さも持ち合わせている。
高橋秀平
こちらもサイズもある波に長いチューブで9.17ポイントのエクセレント。
見事でした。
安井拓海
波を選びすぎたか。追い込まれて敗退かと思われたが、終了間近に逆転ラウンドアップ。勝負強さは健在。
村田嵐
一つ一つの技はキレてるし、冴えてる。あとはフローか。
松下諒大
肩の脱臼もあることで、小林直海にボードキャリーを頼む。田中樹コンテストディレクターにウェイティング場所など細かい説明を受ける。
明日は会場のクラマスに6時30分集合。
残すは男子のみ。
波はサイズアップの予報。
お楽しみに。
– 大会スケジュール –
4月19日〜23日:ショートボード
4月23日〜25日:ロングボード
※ロング・ショートともにプロトライアル開催
サーフメディアは今シーズンも現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!
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