WSLチャンピオンシップツアー第2戦「リップカール・プロ・ベルズビーチ」がウインキーポップで開幕。

本日のベストスコア8.27を含む最高得点15.87をたたき出したのはフィリーペ・トリード(BRA) Credit: © WSL / Dunbar

 

ベルズビーチ、ビクトリア/オーストラリア(2019年4月18日木曜日) – 2019年ワールドサーフリーグ(WSL)チャンピオンシップツアー(CT)第2戦「リップカール・プロ・ベルズビーチ」が本日よりスタート。

 

 Rip Curl Pro Bells Beach Day 1 Highlights

 

昼までウエイティングし、男子ラウンド1の最初の9ヒートのみが、イベントのバックアップサイトであるウインキーポップで、3〜4フィートのコンディションで行われた。ヴィクトリア有数のロングウォールを誇るウインキーポップではあるが、コンディションはかなりリスキーな選択を大会主催者に強いることとなった。

 

厳しいコンディションになればなるほど、他の選手との勢いの違いを強く感じるブラジリアンたち。勢力は衰えることはなく、第2戦も彼らの独壇場の様相を呈する。

 

本日のベストスコア8.27を含む最高得点15.87をたたき出したのはフィリーペ・トリード(BRA)。11度のWSLチャンピオンのケリー・スレーター(USA)とトライアル第2位ザビエル・ハックスタブル(AUS)とのヒートで圧勝した。Watch replay

 

 

「風は少しオンショアですが、それでもまだとてもファンなコンディションです」とトリードは言った。 「セットの2番目の波のように、正しい波を選べれば、フェイスはクリーンで、良いレールターンができ、エアもメイク出来る波でしたね。娘が絵を描いたボードに乗ったんですけど最高でしたね。彼女が一緒にいるようでした。」

 

 

一方で、トライアルで優勝しワイルドカードで出場のジェイコブ・ウィルコックス(AUS)は、ジュリアン・ウィルソン(AUS)とジョアン・ドゥルー(FRA)と対戦。堂々としたパフォーマンスで1位でラウンドアップを果たした。Watch replay

 

Wildcard Jacob Willcox (AUS) Credit: © WSL / Dunbar

 

また、WSLチャンピオンに君臨するガブリエル・メディーナ(BRA)は、ライアン・カリナン(AUS)とトライアル勝者ハリソン・マン(AUS)と対戦。ヒート終了間際の大逆転で勝利をおさめ、彼がなぜツアーで最も素晴らしいコンペティターであるかを証明した。Watch replay

 

 

「ライアン(カリナン)とのヒートは常にハードです、彼はグレート・コンペティターですからね」と、メディーナは言った。「また、誰よりもこの波を理解しているローカル・ワイルドカードの選手は怖いですね。最後にヒートをメイクできてよかったです。ヒートは少しスローだったので忍耐強く波を待ちました。たくさんの波をキャッチするのが好きなので自分的には辛かったですが、それをやり遂げたことは間違いなく嬉しいです。」

 

 また今回のイベントでは、軽い膝靱帯損傷のためグリフィン・コラピントが欠場して、リプレイスでトライアル2位のザビエル・ハックスタブルが出場。セバスチャン・ジーツは妻の出産に立ち会うため欠場。リプレイスには開幕戦でもワイルドカードで活躍したオーストラリアのリーフ・ヘーゼルウッドが出場している。

 

日本期待の五十嵐カノアはヒート12でルーキーのマイキー・ライトとピーターソン・クリサント(BRA)と対戦予定。

 

Rip Curl Pro Bells Beach Men’s Round 1 Results:
Heat 1: Jadson Andre (BRA) 12.23 DEF. Jeremy Flores (FRA) 9.97, Owen Wright (AUS) 8.20
Heat 2: Jordy Smith (ZAF) 10.26 DEF. Adrian Buchan (AUS) 8.07, Jack Freestone (AUS) 7.84
Heat 3: Filipe Toledo (BRA) 15.87 DEF. Kelly Slater (USA) 10.63, Xavier Huxtable (AUS) 10.23
Heat 4: Ezekiel Lau (HAW) 10.57 DEF. Italo Ferreira (BRA) 10.06, Caio Ibelli (BRA) 9.73
Heat 5: Jacob Willcox (AUS) 13.74 DEF. Julian Wilson (AUS) 13.73, Joan Duru (FRA) 11.00
Heat 6: Gabriel Medina (BRA) 13.70 DEF. Ryan Callinan (AUS) 13.00, Harrison Mann (AUS) 7.87
Heat 7: Conner Coffin (USA) 10.77 DEF. Leonardo Fioravanti (ITA) 10.60, Michael Rodrigues (BRA) 9.56
Heat 8: Kolohe Andino (USA) 10.77 DEF. Seth Moniz (HAW) 8.67, Soli Bailey (AUS) 8.37
Heat 9: Ricardo Christie (NZL) 11.83 DEF. Yago Dora (BRA) 10.10, Wade Carmichael (AUS) 8.04

 

Rip Curl Pro Bells Beach Remaining Men’s Round 1 Matchups:
Heat 10: Michel Bourez (FRA) vs. Reef Heazlewood (AUS) vs. Deivid Silva (BRA)
Heat 11: John John Florence (HAW) vs. Willian Cardoso (BRA) vs. Jesse Mendes (BRA)
Heat 12: Kanoa Igarashi (JPN) vs. Mikey Wright (AUS) vs. Peterson Crisanto (BRA)

 

Rip Curl Pro Bells Beach Women’s Round 1 Matchups:
Heat 1: Lakey Peterson (USA) vs. Nikki Van Dijk (AUS) vs. Paige Hareb (NZL)
Heat 2: Carissa Moore (HAW) vs. Coco Ho (HAW) vs. Keely Andrew (AUS)
Heat 3: Stephanie Gilmore (AUS) vs. Bronte Macaulay (AUS) vs. Kobie Enright (AUS)
Heat 4: Caroline Marks (USA) vs. Courtney Conlogue (USA) vs. Brisa Hennessy (CRI)
Heat 5: Tatiana Weston-Webb (BRA) vs. Malia Manuel (HAW) vs. Macy Callaghan (AUS)
Heat 6: Johanne Defay (FRA) vs. Sally Fitzgibbons (AUS) vs. Sage Erickson (USA)

 

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