西慶司郎がパイプのバレルをメイクし1位でラウンド4進出。QS3000イベント「VOLCOM PIPE PRO」

西慶司郎がパイプのバレルをメイク

バンザイ・パイプライン、オアフ、ハワイ(2019年2月3日日曜日)QS3000イベント「VOLCOM PIPE PRO」は大会2日目。波は一晩で一気にソリッドなWNWの6-8フィートのコンディションまでサイズアップ。ラウンド2のヒート12からラウンド3のヒート13までが行われた。

Day 2 Highlights – Volcom Pipe Pro 2019

大会最高得点をマークしたジョシュ・バーク。WSL / Tony Heff

今大会初のパーフェクトに近いスコアは、バルバドスのトップ・バレル・テクニシャンであるジョシュ・バークによってもたらされた。彼はクリティカル・ドロップから巨大なバックドア・バレルをメイクして9.07をスコアした。

マクアカイ・ロスマンWSL / Keoki Saguibo

元WSLビッグ・ウェイブ・チャンピオンのマクアカイ・ロスマンは、ラウンド3ヒートで終了間際まで3位と追い込まれていた。しかし終了ホーン寸前でバックドアのバレルをメイク。エクセレントの8.50をスコアして、大逆転でラウンドアップを決めた。

マイキー・ブリュノー WSL / Keoki Saguibo

また、ラウンド3の前には、最後のワイルドカードを決定する予選ヒート「ボルコム・ラスト・チャンス・クオリファイヤー」が行われ、元WSLチャンピオンのデリク・ホーやパイプライン・チャージャのカイ・マナ・ヘンリーらも出場。最終的に元パイプ・インヴィテーショナル勝者であるマイキー・ブリュノーがパイプのバレルをメイクして6.00をスコア。ラウンド3から出場する権利を獲得した。

 

競泳用水着でパドルアウトしたJOB。惜しくも敗退。
安室丈 WSL / Tony Heff

 

本日のサムライ・サーファー。安室丈と西慶司郎がラウンド3の同じヒートで対戦。バレルにチャージするもメイクできない波が多いなか、安室はスタートからバックドアで2.40をスコア。ロースコアの戦いのなかで安室丈が後半までトップを維持した。

西慶司郎がパイプのバレルをメイク

 

一方、西は辛抱強く波を待って残り10分を切ってもノーライドだった。しかし、その甲斐あって見事なパイプのバレルをメイク。4.67をスコアしてトップに躍り出る。ニード1.17と僅差ながら3位に押し出された安室は惜しくもここで敗退。西慶司郎が1位でラウンドアップを決めた。

 

ハワイの喜納海人はラウンド3でロースコアながらスコアをまとめて2位でラウンドアップ。ラウンド2の脇田泰地とラウンド3の西優司は4位で惜しくも敗退。

 

 

明日試合が再開されれば、日本の大砲、大橋海人と稲葉玲王が登場。ラウンド2のH15に大橋海人、トップシードのラウンド4から出場の稲葉玲王はH10で西慶司郎と同じヒート。喜納海人はR4ヒート1に登場する。がんばれ!日本!

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2941/volcom-pipe-pro

https://www.redbull.com/int-en/tv/video/AP-1XNHBPMHN1W11/day-1