コナー・オリアリーとフィリッパ・アンダーソンがオーストラリア初戦QS1000「Carve Pro」で優勝

優勝したコナー・オリアリーとアンダーソン WSL / Ethan Smith

マルーブラ・ビーチ、NSW/AUS(2019年1月26日土曜日)真夏のオーストラリアで2019年のWSLクオリファイング・シリーズが開幕。オーストラリアン・レッグの開幕戦として行われたVissla NSWプロ・サーフ・シリーズ。

そんなWSL-QS1,000イベントのNSWプロ・サーフ・シリーズ第1戦である「カーヴ・プロ」が、シドニー郊外にあるマルーブラ・ビーチで開催され、男子はコナー・オリアリー(クロヌラ、NSW)、女子はフィリッパ・アンダーソン(メレウェザー、NSW)が、トリッキーな1フィートのコンディションを制し優勝した。

コナー・オリアリー WSL / Ethan Smith

昨年までWSLチャンピオンシップ・ツアー・サーファーとして活躍していたコナー・オリアリー(クロヌラ、NSW)は、今シーズンへのリクオリファイができなかった。しかし、今回は2017年のルーキー・オブ・ザ・イヤー・タイトルを獲得した、そのスキルと実力を遺憾なく発揮。イベントを通して高得点をマークして圧倒。来シーズンのクオリファイへ向けて好発進を見せた。

ラウンド2では2本の9ポイントを叩き出したコナー・オリアリー WSL / Ethan Smith

 

「それは3分ヒートのようでした。」と、ラスト3分でエクセレントの8.83をスコアし勝負を決めたコナーが言った。「ただ優先権を持って、波を捕まえずに終わるのかって思っていましたね。でも有難いことに、僕はあの小さいレフトハンダーを見つることが出来て、それで全て上手くいった。2018年は僕にとって間違いなく奇妙な年でした。2019年が楽しみですね。」

 

圧倒的なサーフィンで圧勝したコナー。来シーズンは再びCTへカムバックしてくることだろう。今回のイベントには日本から田中透生、須田喬士郎、石原壮、小笠原由織が参戦。田中透生、須田喬士郎がラウンド3まで勝ち上がるも、惜しくも敗退となった。

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2939/carve-pro