プロ・ジュニアで優勝した金沢呂偉が快進撃。大橋海人、安室丈、渡辺寛もサンセット・オープンR4進出。

ビッグ・サンセットでボトムターンを決める金沢呂偉 photo:naoichi kanazawa

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ハワイの初戦となるサンセット・オープンQS1,000とメンズ+ウイメンズのプロ・ジュニアJQS1,000が、ハワイ・ノースショアのサンセットビーチで現地時間1月18日から28日までのウエイティング期間で開催。大会は既に男女ジュニアは終了し、QSイベントが昨日開幕した。

ついに覚醒したサンセット。WSL / Mike Chlala

 

WSLメンズQS1000「サンセット・オープン」大会初日は、ファンサイズのサンセットで、ラウンド2のH12まで終了。ラウンド1では、渡辺寛、久米大志、金沢呂偉がラウンドアップ。鈴木仁と萩田泰智は惜しくもここで敗退。ラウンド2では、渡辺寛、佐藤魁、久米大志がラウンドアップ。松永大輝はここで敗退となった。

 

ダスティー・ペイン(HAW)WSL / Mike Chlala

 

大会2日目は、予報通り 12-15フィートまでサイズアップ。トップシードのラウンド3までが行われ、パフォーマンスレベルは一気に上がった。今年、大怪我から不屈の精神で復活を遂げたダスティー・ペイン(HAW)は9.00を含むトータル16.60をマーク。ほかハワイアンたちが本領を発揮して高得点をマークした。

 

金沢呂偉のボードキャリーは岡村 晃友  photo:naoichi kanazawa

 

そんなコンディションでラウンド2のH13では大野修聖が2位でラウンドアップ。H16では先日のプロ・ジュニアで優勝した金沢呂偉が、その優勝がフロックではないことを証明するかのようにベストスコア7.00を5.17でバックアップ。トータル12.17をスコア。ジュニアのファイナルでも戦ったクロスビー・コラピントを抑えてトップ通過を果たした。

 

続けて行われたラウンド3では、H4で渡辺寛が2位アップ、H5の佐藤魁は惜しくも4位で、H8の久米大志も3位で惜しくも敗退。H14では安室丈と大野修聖が登場。安室丈は2本の7ポイントを揃える高得点で2位でラウンドアップ。大野修聖は4位で惜しくも敗退。H15の大橋海人も2位でラウンド4へ勝ち上がった。

 

そして本日の最終ヒートに注目の金沢呂偉が登場。コール・アルベス、ギャビン・ジレット、シェルダン・パイションという3名のハワイアンと対戦。
金沢はヒート中盤に6.17をスコアして一気にトップへ。そしてバックアップも5.33を揃えてリードを広げ、ヒート終盤にジレットに逆転されて2位となるも見事ラウンド4へ勝ち上がった。

 

ラウンド4では、H1に渡辺寛、H7に大橋海人と金沢呂偉、H8に安室丈がクレジット。世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2934/sunset-open