今シーズン初のウイメンズQS3000イベント「フロリダ・プロ」がアメリカ東海岸のフロリダ州セバスチャン・インレットで終了。トリッキーなコンディションの中で、男女ともファイナルまで行われ、フロリダ出身のCTサーファーであるキャロライン・マークスが2年連続優勝。男子はノア・シュワイツアーが優勝した。
女子のファイナルは、16才のジュニア世界チャンピオン、キラ・ピンカートンとキャロライン・マークスの戦いとなったが、ワンサイドゲームでマークスが勝利。生まれ育ったフロリダの試合で嬉しい2連勝。好調なシーズンをスタートさせた。
Congratulations to Caroline Marks and @Noah_schweizer on winning the #FlaProSurf. Full recap of their impeccable finals day here: https://t.co/GajThOMSur pic.twitter.com/TMqoBJ4XUe
— WSL Qualifying (@WSL_QS) 2019年1月18日
今回ラウンド3まで勝ち上がった日本女子選手は、大村奈央、西元エミリー、脇田紗良、西元ジュリ、前田マヒナの5名。そこを勝ち上がってラウンド4進出を決めたのは大村奈央、西元エミリーの二人だけだった。
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ラウンド4で大村はキャロライン・マークス、ティア・ブランコらと対戦。5.77を4.33でバックアップしてキャロラインに次いで2位で勝ち上がった。西元エミリーは脇田紗良と同じヒートでミアー・コリンズとカミラ・ケンプと対戦。西元はスタートからフォアハンドで5.0をスコア。終盤にバックアップを4.17に塗り替えて逆転。コリンズに次いで2位で勝ち上がった。
西元ジュリは残り5分まで僅差ながらトップだったにもかかわらず、逆転されて3位で敗退。前田マヒナは後半にスコアを集めるも惜しくも3位で敗退となった。
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大村奈央はラウンド4で、キャネル・ブラード、ゾーイ・マクドゥーガル、チェルシー・トゥアックと対戦。ヒートはマクドゥーガルがスタートからパワーサーフィンで高得点をスコアしてコントロール。大村は波とリズムが合わずコンビネーションで4位敗退。13位で今大会をフィニッシュ。
西元エミリーはインディア・ロビンソン、サマー・マセード、モード・ル・カーと対戦。後半に2位に浮上するも、4位だったロビンソンが6ポイントを2本スコアしてトップに躍り出て、3位に押し出された西元は3位で敗退となり9位でフィニッシュとなった。
世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/2932/florida-pro