JPSA最終戦の試合再開日程が決定。加藤嵐か辻裕次郎か。野中美波か野呂玲花か。どうなるグラチャン争い

宮城県仙台新港で開催のJPSAジャパンプロサーフィンツアー2018 ショートボード最終戦の「なみある?仙台プロsupported byやまや」は、男子R3、女子QFまでが終了した時点で時間切れとなり、男子のR4、女子のセミファイナル以降は、改めてスケジュールを組んで別日程で開催することになった。

 

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加藤嵐

 

そして、JPSAが再度試合のスケジュールを発表。会場は同じく宮城県仙台新港で 11月17日(土)~11月18日(日)の日程で最終戦の試合が再開されることが決まった。

 

 

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辻裕次郎
加藤嵐
加藤嵐

 

ここに来て気になるのは、もちろんグランドチャンピオン争いしかない。田原が終了し、最終戦の仙台プロを残してランキングは加藤嵐が1位、辻裕次郎が2位、河谷佐助が3位、高橋健人が4位、田中英義が5位となった。

 

しかし全8戦中、上位7戦のポイント合計で年間ランキングを決定するJPSA。
そこに最低ポイントを引いてアジャストすると、
辻裕次郎が9120で加藤を抜きトップに。
加藤嵐は9080で40ポイント差で2位となるが稀に見る僅差。そして
河谷佐助は
8620の3位。
高橋健人は8380で4位
大野修聖が8310で5位。
田中英義は8300で6位。
大澤伸幸は8160で7位という暫定の順位が出てくる。

 

 

  • 現段階で辻裕次郎は9920、加藤嵐は9980は確保できているため、もし仙台の初戦で敗退してもこの数字は保守できる。それが起きても河谷はSF、高橋、大野、田中はファイナル進出が必要。大澤は優勝しか逆転できない。
  • 辻裕次郎と加藤嵐がR6を勝ち上がり、QF進出を決めると、河谷と高橋は逆転するには優勝が必要。それ以下の選手は逆転できない。
  • 辻裕次郎と加藤嵐は僅差のため、相手より一つ勝ち上がったほうが勝ち。最後まで勝ち続けることがグラチャンへの道となる。加藤嵐が決めれば3連覇。辻裕次郎が勝てば、2014年以来4年ぶりの2度目のグラチャンとなる。

 

 

 

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女子は野中美波がカレントリーダーではあるが、彼女はISAジュニア選手権に出場のため最終戦をスキップ。現在はオーストラリアでQS最終戦に参戦中。そのためグラチャン争いはライバル達の結果次第ということとなった。

 

野中美波
野中美波
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野呂玲花

 

女子の田原オープンは宮坂麻衣子が初優勝、ファイナルに残った4名はグラチャン争いに絡んでいる選手ではなかった。

 

田原のポイントを加算し、最低ポイントを引いて計算すると、今回欠場の野中美波は、10960ポイントが確定。2位の庵原は3位となり、野呂玲花が2位に浮上した。また鈴木、高橋はここでレースから外れることとなった。

 

そして、仙台プロの女子はクオーターファイナルまでが終了し、庵原美穂がクオーターで敗れたため、ランキング1位の野中美波と2位の野呂玲花の一騎打ちとなっている。

 

二人の差は1470ポイント。優勝での獲得ポイントは 2000 pt 、第2位で 1720pt、セミファイナルで敗れて第3位で1460 pt。

 

ということは、野呂玲花が逆転するためにはファイナル進出が必須で、今回の試合が再開されてセミファイナルで戦う地元の高橋みなとを破り、ファイナル進出が決まった時点で逆転勝利での初グラチャン獲得となる。

 

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JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/