国内最大のWSL女子QSイベント「white buffalo HYUGA PRO」が宮崎県日向市お倉ヶ浜にて開幕。

写真、リポート:山本貞彦  宮崎県日向市お倉ヶ浜にて10月19日から21日まで開催される国内最大のWSL女子QSイベント「white buffalo HYUGA Pro」がスタート。大会初日の今日はR-1の16ヒートを消化して終了。

wb-5937会場の波はコシハラ。風はサイドオフであまり影響はなし。午後に風がオンにまわって、面は乱すも一日通してコンスタントに波はブレイク。ただ、波自体はワイドブレイク。なので、セットの見極めが重要。

メイシー・キャラハン
元ワールド・ジュニア・チャンピオンのメイシー・キャラハン
メイシー・キャラハン
メイシー・キャラハン

 

今大会は、カリフォルニアのCTサーファーであるセージ・エリクソンが初参戦。先日のロキシープロ・フランスで2位となったメイシー・キャラハンをはじめ、第1回大会の優勝者でQS世界ランク16位のデミティ・ストイル (AUS)、 10位のブリッサ・ヘネシー(CRI)、ポーリン・アドゥ、ペイジ・ハレブといったトップサーファーが続々来日して、素晴らしいパフォーマンスを見せた。

 

セージ・エリクソン
セージ・エリクソン
フィリッパ・アンダーソン
フィリッパ・アンダーソン

 

amuro tsuzuki-1178 amuro tsuzuki & father-5880都筑有夢路
今日の一番最初のH-1。緊張したかと尋ねれば「全然です」と。なぜなら、いち早く波チエックして練習していたから。スタートダッシュで自分のサーフィンを魅せて、1位でラウンドアップ。相手選手(セージ・エリクソン)は波が小さいからか、朝一の練習はせず。だからか、待つポイントは微妙にズレていたね。

natsuki suda & father-5898 natsuki suda-2360須田那月
こういう波が苦手。波を選びすぎたか。でかいヘビーな波なら対処できるものの、パワーのない小さい波は力の加減が調整できず。後で話したら、改めてそれを「自覚しました」と。これからは、そこを克服するために、「板を調整して練習します!」と前向きな答えが返ってきた。一年間、怪我でリタイヤしていたからこそ、今、サーフィンができる喜びがある。頑張れ!なっちゃん!

nagisa tashiro-2265 nagisa tashiro-2529田代凪沙
前半はリードしていたんだけど。逆転されて追い込まれた。サーフィンは悪くない。戦い方、タクティクスが問題か。でも、上向きは感じた。Go!Next!

shino matsuda &mother-2138 shino matsuda-2958松田詩野
前半はフィニッシュの処理が甘かったものの、後半はアジャストして持ち直し。コンペに慣れてきたか、戦い方も堂々としたもの。こんだけ毎週戦ってきたら、それは上手くなるね。

kana nakashio yuuki-2789 kana nakashio-3591中塩佳那
波を選ぶより、来た波で演技。リズムを自分で作った。最後はプライオリティも上手く使って、明日へつないだ。

rioko miyasaka-2816 rioko miyasaka-3412宮坂莉乙子
悪くなかったんだけどな。単発すぎたか。

nao ohmura-3553 nao ohmura-4034大村奈央
1本乗ってから、全く動かず。順位は3位。逆転に必要なポイントは3.20。最後まで波を待つ。終了3分前でゲットした波でレフトへ。これが3.70ポイントで2位に。それにしても、待てるとこがスゴイ。海外で戦って来た実績があるからこその結果。

sara wakita & mother-3858 sara wakita-4290脇田紗良
先週の悔しい結果からの試合。やはり先攻で、自分のできることを100%やる。この繰り返しが選手を強くする。

maiko miyasaka-4529maiko miyasaka-4778宮坂麻衣子
ここのところ上り調子の麻衣子。アグレシッブな攻めは好感。ただ、単発になることが気になるとこだったが、この試合は違った。流れを自分でつかんで、技を連発。これができれば、上位は狙える。

mahina maeda-5926 mahina maeda-5307前田マヒナ
朝一の練習で、小さい波に愚痴をこぼしていたけど、試合となれば別。上げ込みで風が入る状況でも、波を見極めてハイパフォーマンス。サスガです。

minori kawai-5722 minori kawai-5463川合美乃里
終日、会場左で選手全員が演技していたポイントを離れ、一人右のテトラ寄りへ。ここで2本まとめたら、すかさず左へ移動して相手選手にプレッシャー。これができるのは、普段の練習があるからこそ。明日も期待。

 

sai maniwa-5380sai maniwa-5604馬庭彩

yuna ohsawa-4495yuna ohsawa-4838大澤宥南

rina kato-4012rina kato-4197加藤里菜

rina matsunaga-1785rina matsunaga-1611松永莉奈

松永莉奈、加藤里菜、大澤宥南、馬庭彩。攻めてたけど。ここは場数踏んで、練習あるのみ。一歩ずつ着実に実力をつけていきましょう。

emily nishimoto-5822
西本エミリーは1位でラウンドアップ。
黒川日菜子
黒川日菜子
橋本恋
橋本恋

 

 

wb-5690大会前日には参加選手、役員、協賛各社、地元関係者が交流することを目的とする前夜祭が行われた。white buffaloライダーとCTサーファーのフォトセッションでは、宮坂莉乙子、麻衣子、田代凪沙、松田詩野、川合美乃里、須田那月、セージ・エリクソン、ディミティ・ストイル、メイシー・キャラハン、ポーリン・アドゥ、ペイジ・ハレブが

リナ、サラ、カナ
リナ、サラ、カナ
シノ、ミノリ
シノ、ミノリ

会場内に着付けコーナーがあったので、みんな着替えて、ポーズ。似合ってますね。

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会場では、ひょっとこ踊りも披露され、最後はみんなで記念写真
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K‘s Project 小辻社長と美乃里、那月、莉乙子 。試合の勝利に向けて乾杯。

 

 

■大会概要
大会名      : 『white buffalo HYUGA PRO QS3000』
開催期間   : 2018年10月19日(金)~10月21日(日)
開催時間   : 7:00~16:00 ※天候により変更有
開催会場   : 宮崎県日向市「お倉ヶ浜」
賞金総額   :3,000,000円(US$30,000)
カテゴリー  : Women’s Qualifying Series / 女子ショートボード80名
特別協賛 : white buffalo(株式会社ケイズプロジェクト)

http://www.worldsurfleague.jp/2018/white-buffalo/