チョープー、タヒチ(2018年8月13日月曜日)WSL男子CT第7戦「タヒチ・プロ・チョープー」は大会2日目。初日はラウンド1からラウンド2のヒート3までが終了し、本日はシフティな3-5フィートのコンディションでヒート4から再開。ラウンド2の残りの9ヒートが行われた。
Day 1 Highlights: Opening Day at Teahupo’o
昨日はラウンド2でワイルドカードのティカヌイ・スミスに、昨年のイベント勝者ジュリアン・ウィルソンが破れる大番狂わせが発生。一方でトリード、メディーナ、フェレイラという3名のブラジリアン・リーダーはラウンド3へダイレクトに勝ち上がった。
昨日よりサイズダウンの本日。バレルになる波も少ない中で、ジャッジは昨日同様にマニューバーに高得点を与え、本日の最高点となった8.5のエクセレントはヤゴ・ドラのテールハイリバースのワンマニューバーによるもの。結局ラウンド2終了後にオンホールドとなり、オンショアとハイタイドのためラウンド3は明日以降に持ち越しになった。
オーウェン・ライト(AUS)とマイキー・ライト(AUS)の兄弟は仲良くラウンド2を勝ち上がった。オーウェンはヒートスコア14.27でジョアン・ドゥルー(FRA)に圧勝。
「予報で今年のタヒチはサイズアップは望めないようだけど、みんな同じ条件だから、それに対応するしかないですね。このサイズでも楽しい波は来ているし。」と、オーウェンがコメント。「家族で来ていて、弟のマイキーと勝ち上がれていて嬉しいですね。」
ラウンド2のヒート9には昨日のラウンド1で3位となり、ラウンド2へ回った五十嵐カノアがマット・ウィルキンソンと対戦。WSL QS 10,000 VANS USオープンで2連覇を達成したばかりのカノア。今朝のチョープーでも、その勢いを続けるカノアは、強豪グーフィー-フッターのマット・ウィルキンソン(AUS)を抑えてラウンド3へ勝ち上がった。
「ヒート開始前に10〜15分歩いたんです。」と、五十嵐が言った。「早く来すぎて、あまり多くの波を見たくなかったんです。沖に着いた時には、すでにオンショアになっていて、みんなバレルじゃなくてターンを狙ってました。だから別のボードにしてターンするようにしたんです。バレルをゲットすることは考えなかった。僕たちがここでサーフィンしている波とは大きく異なりますが、いずれにしても、普段サーフィンする波よりはいいですね。」
五十嵐は、試合が再開されればラウンド3で2015WSLチャンピオンのエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)と対戦する。
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2774/tahiti-pro-teahupoo
タヒチ・プロ・ラウンド3の組合せ:
ヒート1:ジョーディ・スミス(ZAF)対マイケル・フェブラリー(ZAF)
ヒート2:マイケル・ロドリゲス(BRA)対イズキール・ラウ(HAW)
ヒート3:ウェイド・カーマイケル(AUS)対ジェシー・メンデス(BRA)
ヒート4:オーウェン・ライト(AUS)対ジョエル・パーキンソン(AUS)
ヒート5:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対カノア五十嵐(JPN)
ヒート6:フィリーペ・トレード(BRA)対ティケヌイ・スミス(PYF)
ヒート7:ガブリエル・メディーナ(BRA)対ウィゴリー・ダンタス(BRA)
ヒート8:コロへ・アンディーノ(USA)対フレデリコ・モライス(PRT)
ヒート9:マイキー・ライト(AUS)対ヤゴ・ドラ(BRA)
ヒート10:ミシェル・ボレーズ(PYF)対コナー・オリアリー(AUS)
ヒート11:エイドリアン・バカン(AUS)対ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート12:イタロ・フェレイラ(BRA)対イアン・ゴウベイア(BRA)