ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ(2018年7月4日水曜日)WSLチャンピオンシップ・ツアー第6戦「コロナ・オープンJ-ベイ」大会3日目。4-6フィートの素晴らしいコンディションが続くスーパーチューブスで日本の五十嵐カノアがついにクオーターファイナル進出を果たした。
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— World Surf League (@wsl) 2018年7月4日
ラウンド3のヒート10で五十嵐カノアは、パワーハウスであるルーキーのウィリアン・カルドゾと対戦。オープニング・ウェイブを掴んだのはカノア。サイズのあるセットをアウトサイドから掴んだカノアは、レイバック・カーヴィングで大きなスプレーを上げ、何度もビッグターンを繰り返し、8.83のエクセレントをスコア。素晴らしいアドバンテージを取る。
カノアはレイバックからのブローテールリバースをインサイドで決めて、バックアップを7.00とし、ヒートスコア15.83でカルドソをコンビネーションに追い込む。そのまま圧倒的な強さを示したカノアはラウンド4へ勝ち上がった。View Replay Analyze Heats
続けて行われたラウンド4の3人ヒートでは、ガブリエル・メディーナとグリフィン・コラピントと対戦したカノア。ヒートはメディーナが圧倒的なバックハンドのクリティカル・マニューバーで8.50をスコアして素晴らしいスタートを切る。カノアは5.17をスコアして対抗する。
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— World Surf League (@wsl) 2018年7月4日
メディーナは優先権を使いバックアップもエクセレントの8ポイントという高得点を叩き出してリードを広げていく。
メディーナの圧倒的なバックハンドの前に成す術なしかと思った瞬間、カノアも次のセットを掴み、高速カーヴィングのコンビネーションで8.37のエクセレントをスコア。
さらに続けて優先権を持たないカノアはミドル・セクションから波をキャッチ。カーヴィングからスナップ、レイバック、リバースと多彩なマニューバーで9.67という信じ難い高得点をマーク。一気にトップに躍り出た。
ヒート前半リズムを掴めなかったコラピントも後半に入り、9.50のエクセレントで追い上げ開始。しかし、その後セットは入らず。そのままカノアがメディーナを抑え、トップでクオーターファイナル進出を決めた。View Replay Analyze Heats
ジェフリーズベイという世界の桧舞台でメディーナに圧勝。ネクスト・レベルへグレードアップした感触さえあるカノアのサーフィン。3年目に何かしなくてはと言っていたカノアは、名実共に本物のCTサーファーになってきた。クオーターファイナルではハワイのセバスチャン・ジーツと対戦。ここまでのサーフィンを見ていると負ける気がしないのは自分だけではないだろう。この勢いでCT初優勝だ!がんばれ!カノア!
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