2018年6月17日、日曜日【取材、撮影:山本貞彦】
一般社団法人日本サーフィン連盟(NSA)主催による、JOCジュニアオリンピックカップ大会 / 第26回ジュニアオープンサーフィン選手権大会 第15回マスターズオープンサーフィン選手権は本日が最終日。
大会会場の千葉県南房総市千倉海岸の波はサイズダウンのハラムネ。風は北東のオンショアは変わらず。つながり気味だが、切れた波を選ぶことができるか。波のセレクトで勝敗が別れた。
森友ニ
強い森が帰って来た!勝てなくて、試行錯誤した一年間。トレーニング、コーチング、いろんなことに挑戦し続けた。よく腐らずに頑張れたこと、本当に褒めたいです。この経験が次に繋がる。本当におめでとう!
松田詩野
最後の最後で逆転優勝。勝負強さも手に入れた。今は何でも吸収できるのが強みか。伸び代無限大。優勝!おめでとう!
伊東李安琉
体格もあって軽さが目立っていたが、身長も伸びパワーが増した。ただコントロールできるか、できないかが鍵。パワーを使いこなせれば、常勝、間違いなし。おめでとう!
渡邉壱孔
ボードコントロールは抜群。右に左に来る波来る波にテイクオフ。思いっきりの良さも武器か。この調子で今は型にはまらず、いろんなスタイルでサーフする事を望む。楽しんでサーフィンしてね。優勝おめでとう!
番狂わせ。西優司、上山キアヌ久里朱がR-3で姿を消す。一つ一つの技はスゴイけど、つなぎフローが弱かった。
決勝前の一コマ。女子のファイナリスト全員笑顔。
松田詩野。
ヒート前。笑顔は心の余裕。
ヒート前。
河村海沙コーチとストレッチ。
松田詩野、中塩佳那の決勝は多くの報道陣が囲んだ。
伊東李安琉
優勝を誰よりも喜んだ彼女とハグ。そして、照れる。
絶対勝ちます!と言ってから、選手紹介に臨んだ森友ニ。
良い顔してます。
ジュニア
優勝:森友ニ(プロ)
2位:増田来希(宮崎)
3位:安室丈(プロ)
4位:石井乃亜(学連)
ガールズ
優勝:松田詩野(プロ)
2位:中塩佳那(山形)
3位:川瀬心那(プロ)
4位:加藤里菜(宮崎)
ボーイズ
優勝:伊東李安琉(プロ)
2位:平原颯馬(プロ)
3位:和氣匠太朗(千葉東)
4位:金澤呂偉(徳島)
キッズ
優勝:渡邉壱孔(千葉銚子)
2位:長沢侑磨(千葉東)
3位:金沢太規(徳島)
4位:足立海世(静岡伊豆)
各優勝者には「南房総市長賞」と記念の「びわ」を贈呈。
また、ジュニアの森友ニ、ガールズの松田詩野には「JOCジュニアオリンピックカップ」の記念のトロフィーが贈呈された。
ベストライディング賞:加藤里菜(宮崎) SFの9.00ポイント
敢闘賞:松岡亜音(千葉南)
塗り絵コンテスト:千倉小学校の皆さん。
ジュニア、ガールズ、ボーイズの優勝者は10/27-11/4アメリカのハンティントンビーチで開催される「VISSLA ISA World Junior Surfing Championship」の日本代表に内定。(正式にはNSAから7月に発表)
JOCジュニアオリンピックカップ大会第26回ジュニアオープンサーフィン選手権大会(2018)結果
第15回マスターズオープンサーフィン選手権(2018) 結果