川合美乃里がベスト16進出。WSL女子QS6000イベント「ロス・カボス・オープン・オブ・サーフィン」

川合美乃里がベスト16進出。https://www.instagram.com/izukitanaka1030/

 

現地時間2018年6月16日土曜日、WSL女子QS6000イベント「Los Cabos Open of Surf(ロス・カボス・オープン・オブ・サーフィン)」は大会4日目。クリーンなコンディションとなったジッパーズ・ビーチで、ラウンド3のヒート7からラウンド5まで終了。ついにベスト16が決定。明日がファイナルデイとなる。

 

セージ・エリクソン。
セージ・エリクソン。WSL / Andrew Nichols

 

本日はラウンド4からトップシードが登場。多くのCTサーファーが圧倒的なパフォーマンスを披露する中、トップシードのラウンド4から出場の川合美乃里がH1に登場。

 

CTランク10位のキーリー・アンドリューがエクセレントを含む圧倒的サーフィンを披露する状況で、川合美乃里は2本のアベレージスコアをまとめ、厳しい2位争いを勝ち抜き見事2位でラウンドアップを果たした。

 

 

 

続けて行われたラウンド5の3人ヒートでは、川合美乃里がH2で、ハワイ・カウアイ島のガブリエラ・ブライアンとコスタリカのレイラニ・マクゴナグルと対戦。川合はじっくりと波を選びファーストウェイブをキャッチ。深いボトムターンからクリティカルなポジションで4つのビッグターンをメイクして、ヒートのベストとなる5.83をスコア。ヒートをリードする

 

今年4月にワヒネ・パイプ・プロで優勝している強豪のガブリエラ・ブライアンは、パワフルなフォアハンドのサーフィンで、5.60と4.83 をスコアしてトップに躍り出る。ブライアンはハワイ・リージョナル・ランキングのトップ・ポジションにいるジュニア選手。

 

ヒート後半、優先権を持って波を待つ川合は3.57をスコアして3位から2位に浮上。僅差だったレイラニの追撃を振り切って、見事ラウンドアップ。QS6000でベスト16進出を決めた。

 

ラウンド6で川合美乃里は、ヒート1でCTサーファーのニッキ・ヴァン・ダイクと対戦する。

 

 

ラウンド4ギリメイク😅 Round of 24へ❗️ @oneill_japan @oakleyjapan @redbulljapan #qs6000 #loscabosopenofsurf

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ラウンド3のH9の西本エミリーは、リズムが合わずにヒート終了間際まで追い込まれていた。しかしラストウェイブでヒート最大のセットをキャッチ。バックハンドでビッグターンを決めて大逆転でラウンドアップ。

 

H11の前田マヒナは、パワフルで高速バックハンドで5.00をスコア。ヒート後半には7.17をスコア圧倒的なヒートスコア12.17をたたき出して1位でラウンドアップ。

 

H12の脇田紗良は、前半に4.10をスコア。優先権を持ち、じっくりとセットの波を待つ作戦だ。しかしセカンドウェイブの波の取り合いでミスを犯し、波に乗れないまま優先権を失う。セットの数が少ない中で痛恨のミス。脇田は1ライドのみで終了。サーフィンの調子が良かっただけに残念な敗退となった。

 

しかしラウンド4まで勝ち上がった都筑有夢路、西本エミリー、前田マヒナは惜しくも敗退となった。

 

世界を目指して戦い続ける彼女たちにエールを送りたい。頑張れ!日本!

 

ネクストコールは現地時間の 2018年6月17日7時、 日本時間の 2018年6月17日22時、

 

ヒート1:ニッキ・ヴァン・ダイク 対 川合美乃里
ヒート2:ガブリエラ・ブライアン 対 キーリー・アンドリュー
ヒート3:セージ・エリクソン 対 ブロンテ・マコーレー
ヒート4:タティアナ・ウエストン-ウェッブ 対 アリッサ・クイゾン
ヒート5:キャロライン・マーク 対 アラナ・ブランチャード
ヒート6:ブリーサ・ヘネシー 対 ココ・ホー
ヒート7:ホリー・ウォン 対 メイシー・キャラハン
ヒート8:シルヴァナ・リマ 対 ゾーイ・マクドゥーガル

 

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