サーフィンの聖地ハワイ・ノースショアでの脇田貴之の活躍とリアルな物語を描くドキュメンタリー映画「WAKITA PEAK(ワキタピーク)」が、今年6月から劇場公開されることが決定。一般公開に先駆けて都内で試写会が行われた。
試写会で挨拶した清野正孝監督は、「サーファーの人に見てもらいたいのはもちろんですが、一般の人たちに是非見ていただいて、家族の絆の大切さを感じてもらえたら嬉しいです。」とコメントした。この映画は世界で最もコアなサーフィンの世界を舞台にしているが、いわゆるサーフィン映画ではない。
映画では、たった一つのことに人生を捧げる男の生き方。家族を抱え、思春期の子どもたちに全力でぶつかり、 将来への不安も抱えながら、それでもなお自分の道を突き進み、時には敗北し、 後戻りすることさえ出来ない現実を描く。
脇田貴之というサーファーが、リスペクトされる人物であることは理解しているつもりであったが、今回の映画を見て、人間として、父親として彼の生き様に感動した。この映画を見た脇田貴之 本人は「めちゃくちゃ自分カッコ悪じゃないですか。」と、言ったらしい。それとは逆に、この映画を見た人なら誰もが脇田のことを最高に格好良いと思うはずだ。
ハワイ・オアフ島ノースショアは、奇跡の7マイルと呼ばれ、世界屈指のサーフポイントが無数に存在する。「WAKITA PEAK(ワキタピーク)」とは、そのエリアのなかでも、世界で最も危険で美しい波と呼ばれる「パイプライン」という場所において、ハワイアンたちも手を出さない巨大で危険な波がブレイクする脇田が波を待つ場所のこと。パイプラインという場所に世界で唯一、日本人サーファーの名前が刻まれたということが、どれほどの意味を持つことなのか。
この映画では4人家族の脇田ファミ リーのハワイでの普段の生活も垣間見られ、ハレイワのサーフショップで店員をしながら、パイプラインのザ・デイを待ち続ける脇田。プロサーファーとして成長する泰地と紗良という思春期の子供たちとのぶつかり合いなど、脇田貴之というプロサーファーの舞台裏であり、真実の姿がリアルに描かれている。
東京オリンピックで盛り上がりを見せるサーフィンではあるが、人生すべてをサーフィンに捧げた男、脇田貴之というサーファーの生き様を一人でも多くの人に知ってもらいたいと思った。
脇田貴之:1971 年 12 月 12 日生まれ。神奈川県藤沢市、湘南出身のプロサーフ ァー。世界で最も美しく危険な波、パイプラインに自分の名前を刻む唯一の日 本人サーファー。また、2児の父であり、プロサーファーの息子と娘、そして 妻を含め一家全員がサーファー。ハイシーズンである冬になるとハワイに拠点 を移し、パイプラインに全身全霊をかける生活は、現在に至るまで 27 年にも及 ぶ。
2007 年から 2016 年の 9 年連続、世界で 28 人しか招待されないエディーアイカ ウ インビテーショナルに日本人として唯一招待され続ける。開催規定サイズま で波が上がった 2009 年 12 月・2016 年 2 月の 2 回に出場し、2016 年は 12 位。
<前売券 5月1日より発売開始!> 一般:1200 円(税込)
この映画では、前売券 1 枚ご購入につき 100 円が、そして入場料の 5%が、 サーフライダーファウンデーションジャパン の海を守る活動へ寄付されます。
出演:脇田貴之、脇田泰地、脇田紗良、脇田小百合
リアム・マクナマラ、クライド・アイカウ、チャック・アンドリュース、ケリー・スレーター、木本直哉、大野修聖監督・撮影・編集:清野正孝
水中撮影:神尾光輝
テーマ曲:SIDE-SLIDE「雨」
音楽:さがゆき 喜多直毅 翠川敬基
プロデューサー:井上士郎
エグゼクティブプロデューサー:中原想吉
製作:インタナシヨナル映画/アヴィエイター・ジャパン
共同配給:アヴィエイター・ジャパン株式会社 株式会社シネメディア
宣伝:アヴィエイター・ジャパン株式会社
後援:サーフライダーファウンデーションジャパン2018 年/日本/カラー/95 分
宣伝:アヴィエイター・ジャパン株式会社
後援:サーフライダーファウンデーションジャパン
2018 年/日本/カラー/95 分
公式ホームページ:wakitapeak.com
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2018 年 6 月 8 日(金)より ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場ほか全国順次公開