2018CT「クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」開幕直前のカノア五十嵐インタビュー

カノア五十嵐(JPN)は、世界チャンピオンのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ガブリエル・メディーナ(BRA)と肩を並べて記者会見に臨んだ。(C) WSL/Cestari

クーランガッタ、クイーンズランド/AUS(2018年3月8日木曜日)-ワールド・ベスト・サーファーたちはオーストラリアに集結。ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)2018シーズン開幕戦となる「クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」のための準備は万端だ。

 

今年のCTは日本のサーファーにとって特別なシーズンなのである。3度目の世界タイトルを狙うWSLチャンピオンのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)にも注目が集まるなか、今年はカノア五十嵐(JPN)が2018WSL CTに日本の国旗を背負って出場するのだ。

 

カノア五十嵐 ジャパン WSL / Kelly Cestari
カノア五十嵐 ジャパン WSL / Kelly Cestari


先月そのアナウンスをした20才のカノア五十嵐(JPN)は、
2020年の東京オリンピックで日本代表として出場することを望んでいる。そして五十嵐は、正式にエリートツアーにおける初の日本人選手となった。

 

日本とアメリカの二重国籍を所有している五十嵐は、次世代のプログレッシブ・サーファーのリーダーとして2016年に最年少の17歳でCTに出場。2年間のツアー生活では多くの事を学び、成長を続けている。

 

 

「日本を代表して初のチャンピオンシップ・ツアー・イベントに出場することは、本当にエキサイティングですね」と、五十嵐は言った。「今シーズンをフレッシュかつ違ったものにするために多くの変更を加えたような気がします。WSLチャンピオンシップ・ツアー初の日本人選手であることは本当の名誉で、僕は代表であることを良く認識して、その役割を果たしたいです。

 

カノア五十嵐 (C) WSL/Cestari
カノア五十嵐 (C) WSL/Cestari

 

「ツア−3年目ということを考えると怖いんですよね。僕は自分の結果を心配していたんです。世界で最も良いこのツアーについて心配していました。だから今年は楽しみたい。ずっと、そうだったんですが、今は新しい考え方でいます。オフシーズンの間、僕はこれまでに比べて改善されたと思うんです。

 

ツアーの最初の年に僕は多くのこと学んだ。そして2年目の去年は、それを消化して、ちょっと考えすぎた。今年は、その全てを一緒にすることができると思うんです。

 

子供の頃に初めて旅して出場したインターナショナル・コンテストがスナッパー・ロックスで、ゴールド・コーストとこの波に関して物凄く親近感を持っているんです。いつもここに戻って来られることに感謝しています。これから始まろうとする全てのことにワクワクしています。」

 

日本期待のカノア五十嵐は、ラウンド1はヒート7に出場。コロへ・アンディーノ(USA)、キアヌ・アシン(HAW)と対戦する。がんばれ!カノア! 頑張れ日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2647/quiksilver-pro-gold-coast

 

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド1の組合せ:
ヒート1:オーウェン・ライト(AUS)、カイオ・イベリ(BRA)、イズキール・ラウ(HAW)
ヒート2:
マット・ウィルキンソン(AUS)、ミシェル・ボレーズ(PYF)、マイケル・ロドリゲス(BRA)
ヒート3:
ジョーディ・スミス(ZAF)、コナー・コフィン(USA)、パトリック・グダスカス(USA)
ヒート4:ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ジョアン・ドゥルー(FRA)、イアン・ゴウベイア(BRA)
ヒート5:ガブリエル・メディーナ(BRA)、イタロ・フェレイラ(BRA)、TBD
ヒート6:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、グリフィン・コラピント(USA)、TBD
ヒート7:コロへ・アンディーノ(USA)、カノア五十嵐(JPN)、キアヌ・アシン(HAW)
ヒート8:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、エイドリアン・バカン(AUS)、ウィリアン・カルドゾ(BRA)
ヒート9:ジョエル・パーキンソン(AUS)、ジェレミー・フローレス(FRA)、ヤゴ・ドラ(BRA)
ヒート10:フィリーペ・トリード(BRA)、フレデリコ・モライス(PRT)、トーマス・ヘルメス(BRA)
ヒート11:セバスチャン・ジーツ(HAW)、コナー・オリアリー(AUS)、ウェイド・カーマイケル(AUS)
ヒート12:ミック・ファニング(AUS)、ケリー・スレーター(USA)、ジェシー・メンデス(BRA)

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド1の組合せ:
ヒート1:レイキー・ピーターソン(USA)、ジョアン・ディフェイ(FRA)、キャロライン・マークス(USA)
ヒート2:
カリッサ・ムーア(HAW)、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)、キーリー・アンドリュー(AUS)
ヒート3:タイラー・ライト(AUS)、マリア・マニュエル(HAW)、TBD
ヒート4:ステファニー・ギルモア(AUS)、ブロンテ・マコーレー(AUS)、メイシー・キャラハン(AUS)
ヒート5:サリー・フィッツギボンズ(AUS)、シルヴァナ・リマ(BRA)、ペイジ・ハレブ(NZL)
ヒート6:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、セージ・エリクソン(USA)、ココ・ホー(HAW)