メレウェザー、NSW/AUS(2018年2月24日土曜日)WSLメンズQS6000「バートン・オートモーティブ・プロ」とウイメンズQS6000「グランドスタンド・スポーツ・クリニック・ウイメンズ・プロ」は大会6日目。
サイズダウン傾向の大会会場はオンショアの2フィートのコンディションで、男女共ベト8が決定。明日のファイナルデイがセットアップされた。
午後のハイタイドに向かいコンディションが悪化する中、メンズのラウンド5では、明日のファイナルデイへ勝ち上がるための一対一の熾烈なバトルが展開。元CTコンペティターのイーサン・ユーイングは、リフォームするライトハンドで4つの巨大なインサイド・ターンを決めて8.00をスコア。6.23 でバックアップしてラウンドアップを決めた。
前CTサーファーのジャドソン・アンドレ(BRA)、レノックス・ヘッズのスチュアート・ケネディ(AUS)というサーファー達もクオーターファイナルへラウンドアップを決めた。
ラウンド5では日本期待のカノア五十嵐と稲葉玲王が登場。カノア五十嵐はヒート6でマイキー・ライトと。稲葉玲王はヒート7でエヴァン・ガイゼルマンと対戦した。
カノア五十嵐はスタートから、緩慢なセクションをスケーティングで加速し、インサイドでブローテールのパワフル・マニューバーを披露。8.50のエクセレントをスコアしてヒートをリードする。
対戦相手のマイキー・ライトもエクセレントをスコアして応戦する。攻撃の手を緩めないカノアはスモールウェイブでもビッグ・エアリバースを決めてバックアップを5,17としてリードを広げる。
しかしマイキーも激しく攻撃を繰り返し、6.83をスコアして逆転する。残り時間5分でニード6.5と追い込まれたカノア。十分に逆転可能は状況だったが波が入らずタイムアップ。水面を叩き悔しがるカノアだったが、惜しくもクオーターファイナルを前に敗れることとなった。
フロリダのエヴァン・ガイゼルマンと対戦した稲葉玲王は、スタートからインサイドでスコアを重ねるガイゼルマンにリードを取られる。しかし稲葉はアウトで波を待ち続け、そこまでのヒート最大のビッグセットをキャッチ。3つのビッグターンをバックハンドで決めて6.50をスコアして逆転に成功。
しかし再び優先権を持ったガイゼルマンが6.00をスコアして逆転。バックサイド・エアリバースを試みる稲葉だったがインコンプリート。ニード4.5で残り時間10分を切った。そして、残り5分で優先権を手にした稲葉はアウトでセットを待つがセットは入らず。そのままタイムアップとなり、惜しくもここで敗退となった。
日本勢はファイナルデイを前に全員が敗退。しかし、次のQS6000というビッグなコンテストが明後日からマンリーで開催される。そのイベントにも今回同様多くの日本人選手が出場予定。気持ちを切り替えて次の戦いに挑んで欲しい。がんばれ!日本!
ニューカッスルは男女共明日がファイナルデイとなる。
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2617/burton-automotive-pro