ブーメラン・ビーチ、NSW/AUS(2018年2月9日金曜日)オーストラリアのブーメラン・ビーチで開催中の男女QS1000「Vissla Great Lakes Pro pres by D’Blanc」大会3日目は、ノース・ブーメラン・ビーチへ移動。エキサイティングな2フィートのショアブレイク・ピークで男子トップシードが登場するラウンド3と、女子のラウンド2が4ヒートまで終了した。
本日は、昨年5位となった、このQS1000イベントを自身の開幕イベントに選んだ大原洋人がトップシードとしてラウンド3から登場。9.25 と8.00という2本のエクセレントで圧倒的なサーフィンで勝ち上がった。
ヒートは対戦相手の一人であった元ワールド・チャンピオンシップ・ツアー・サーファーであったマット・バンティング(AUS)との激しい戦いとなったが、最後にエクセレントの8.00をスコアした大原洋人がトップで勝ち上がった。
「今回の試合が2018年の自分にとって初のコンテストなので、2つのエクセレント・スコアで始めることが出来て嬉しいですね。」と、大原は言った。
「今朝のフリーサーフィンを見ていたら、みんな凄く良いサーフィンをしていたので、勝ち上がるのはハードだなって思ってました。でも波は凄く楽しい波でヒートを勝ち上がれて最高に嬉しいです。」
一方、マット・バンティング(AUS)にとって今回の試合は復帰第1戦。彼は骨盤の怪我で15ヵ月間コンペティションから離れていた。
「自分が最後に出場したヒートは2016年のサンセットだったので、今日のコンディションとは波の感じも対照的でしたね。」と、バンティングは言った。
「怪我はしてたかもしれないけど、自分の脳に活力を与えるために、その休みをとることは良かったと思っています。昨年10月までサーフィンをしなかったので、約10ヵ月海から離れてました。ここの波は自分のホームの波と似ていますね。小さいピークでパンチがあって底掘れする。この勢いをキープして頑張りたいですね。」
そのほかの男子ラウンド3では、仲村拓久未、都筑百斗、田中透生、脇田泰地が敗退する中、最後に7.75をスコアした西優司が2位でラウンドアップ。河谷佐助も2本のグッドスコアでトータル13.90をマークして2位で勝ち上がった。
女子ラウンド2では、脇田紗良が6.75をスコアして1位でラウンドアップ。同じヒートの田代凪沙は惜しくも3位で敗退となった。
明日からはライブ中継が行われる予定で、男子ラウンド4ではH3西優司、H4大原洋人、H7河谷佐助。女子のラウンド2ではH6須田那月、黒川日菜子が登場。
世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2613/vissla-great-lakes-pro-pres-by-dblanc
2018年のVissla NSWプロ・サーフ・シリーズ
Event 1: Carve Pro
Location: マルーブラ・ビーチ
Date: 1月18日 – 21日
Event 2: Mothernest Tweed Coast Pro
Location: キャバリタ・ビーチ
Date: 1月 31日 – 2月4日
Event 3: Vissla Great Lakes Pro pres by D’Blanc
Location: ブーメラン・ビーチ
Date: 2月 7日 – 11日
Event 4: Vissla Central Coast Pro pres by Slimes
Location: アボカ・ビーチ
Date:3月7日 – 11日